全日本ロードレース選手権

雨の鈴鹿2&4、極上のドッグファイトに拍手喝采! 中須賀克行が渡辺一樹を退け14連勝|全日本ロード第2戦JSB1000

MFJ全日本ロードレース選手権第2戦JSB1000が行なわれ、レース1、レース2共に中須賀克行が優勝。昨年から数えて14連勝となった。

公開日時: 2022/04/24 10:26

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中須賀克行, 渡辺一樹

 鈴鹿サーキットで開催されている伝統の鈴鹿2&4レース。スーパーフォーミュラ第3戦の決勝レースを前に、MFJ全日本ロードレース選手権の第2戦が行なわれた。JSB1000のレース1、レース2共に中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が勝利を飾り、絶対王者ぶりを見せつけた。

 昨年は中須賀の“10戦全勝”で幕を下ろしたJSB1000。今季も第1戦もてぎの2レースで中須賀が勝利し、目下12連勝中で鈴鹿2&4を迎えた。ランキング2番手には、昨年限りで現役を退いた加賀山就臣率いるYOSHIMURA SUZUKI RIDEWINの渡辺一樹が続いており、打倒中須賀の筆頭と目されていた。

 レース1のポールポジションは中須賀。しかしホールショットを奪ったのは亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)で、濱原颯道(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)、渡辺、濱原のチームメイトの日浦大治朗と続き、中須賀は5番手となった。

 2周目の1コーナーで渡辺がトップに立ち、集団をリードしていくことになるが、中須賀が2番手に付けてプレッシャーをかけ続ける。そんな中で渡辺は残り6周のペアピンでアウトに膨らんでしまい、首位を中須賀に明け渡してしまった。

 その後は完全に中須賀と渡辺の一騎討ちに。しかし中須賀は集中力を切らさずトップでチェッカー。連勝を13に伸ばした。2位は渡辺、3位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)だった。

Start action

Start action

Photo by: Jun Goto

 レース1から一夜明け迎えたレース2はウエットコンディション。このレースでも序盤から渡辺がレースをリードしたが、中須賀が背後に迫る。転倒の影響でセーフティカーが出されてリスタートが切られた後は、ふたりのドッグファイトが展開された。

 中須賀は残り4周、1コーナーへの飛び込みで渡辺のインを突きトップに。しかし渡辺も引き下がることなくついていき、残り2周のスプーンで中須賀の前に。ただすぐさまクロスラインを取られてしまい、そこからはバックストレート、130Rにかけて2台はサイド・バイ・サイド。接触寸前のギリギリのバトルはシケインで決着し、前に出た中須賀はそのままトップでチェッカーを受けた。彼はこれで14連勝に。惜しくも敗れた渡辺はバイクの上で悔しさをにじませた。

 異次元の走りを見せていた中須賀と渡辺。そのバトルの白熱ぶりは、チェッカーを受ける際にふたりが立て続けにファステストラップを更新したほどだ。チェッカー後は観客席からはもちろんのこと、メディアルームからも拍手喝采となった。

 

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