テストレポート

F1 Bahrain March testing

F1テスト初日午前:リカルド首位。ホンダ勢順調、アルファタウリ最多74周。メルセデスにまさかのトラブル

バーレーンでスタートしたF1プレシーズンテスト。初日午前のセッションは、マクラーレンのダニエル・リカルドがトップとなった。

松本 和己

編集: 2021/03/12 12:24

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Pierre Gasly, AlphaTauri AT02

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで、F1のプレシーズンテストがスタート。初日午前のセッションは、マクラーレンのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。

 サーキットには強い風が吹き、路面には多くの砂埃が残っているようなコンディションだったが、コース上でのトラブルはほとんど起きず、各チームがプログラムを進めていった。

 リカルドは、4時間のセッション後半に硬めのC2タイヤで1分32秒203のベストタイムを記録。結局、このタイムがこのセッションのトップタイムとなった。

 2番手タイムを残したのは、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。リカルドとタイムを競うかのようにタイムを伸ばしていった。また、ガスリーは全チームで最多の74周を走破。テスト最初のセッションでタイムを出しにいっていなかったと予想される上、C3タイヤを履いていたとはいえ、リカルドとのタイム差はわずか0.028秒だった。

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手。セッション序盤には風でダウンフォースが抜けたか、スピンを喫する場面もあったが、タイヤ以外にダメージはなく60周を走行。タイムもリカルドから0.042秒差だった。

 トップ3台から少し離れ、0.756秒差の4番手となったのはアルピーヌのエステバン・オコン。5番手はフェラーリのシャルル・ルクレールとなった。

 そのルクレールは、このセッション唯一の赤旗の原因となってしまった。順調に走行を重ねていたフェラーリだったがセッション残り時間10分、ターン1への進入でパワーユニットからミスファイアが起きているような異音が発生。そのままスローダウンし、ターン4付近でマシンを停めてしまったのだ。

 これでセッションが中断。バーチャルセーフティカー下で走行が再開されたが、グリーンフラッグが振られることなくセッション終了を迎えた。

 7番手にはアストンマーチンのセバスチャン・ベッテル、8番手はウイリアムズのロイ・ニッサニーが続いた。

 テストドライバーのニッサニーに初日の走行を任せたウイリアムズは、セッション序盤からマシンに大きな空力測定装置を搭載。ピットイン・アウトを繰り返してデータを集めていた。

 ハースとメルセデスは、ギヤボックスのトラブルに見舞われ、セッション中にギヤボックスを交換したため走行時間を大きくロスしてしまった。

 ハースはルーキーのミック・シューマッハーが走行を担当していたが、結局15周しかできず。なんとかロスを取り戻そうとしていたところに赤旗が掲示され、泣きっ面に蜂といった状態だった。ハースはバーレーンに到着してから初めてマシンにパワーユニットを搭載、始動するという状況だったため、準備不足の面があったのかもしれない。

 メルセデスは、ボッタスがインスタレーションラップを走っただけでピットに戻り、そのまま3時間以上をガレージで過ごした。残り時間30分あまりとなったところでコースインができたが、5周ほど走るとまたピットイン。そのままコースに戻ることなくセッションを終えている。

 午後のセッションは現地時間15時(日本時間21時)にスタート。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が公式セッションデビューを果たす他、メルセデスのルイス・ハミルトン、ランド・ノリス(マクラーレン)などが走行する予定となっている。

F1プレシーズンテスト初日 午前タイム結果

1. ダニエル・リカルド(マクラーレン)1m32.203s 45laps
2. ピエール・ガスリー(アルファタウリ)1m32.231s 74laps
3. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1m32.245s 60laps
4. エステバン・オコン(アルピーヌ)1m32.959s 55laps
5. シャルル・ルクレール(フェラーリ)1m33.242s 59laps
6. キミ・ライコネン(アルファロメオ)1m33.320s 63laps
7. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)1m33.742s 51laps
8. ロイ・ニッサニー(ウイリアムズ)1m34.789s 39laps
9. ミック・シューマッハー(ハース)1m36.127s 15laps
10. バルテリ・ボッタス(メルセデス)1m36.850s 6laps

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 レッドブルからの“無償の愛”がリヤウイングに。山本雅史MDがHONDAロゴ掲示の経緯語る

次の記事 【生配信】2021年F1プレシーズンテスト1日目|ライブテキスト

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

松本 和己



読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

17 日前

読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」



36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」

スーパーGT

スーパーGT

第2戦:富士

3 ヵ月前

36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」



これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

フォーミュラE

フォーミュラE

4 ヵ月前

これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

最新ニュース



角田裕毅、FODの情報番組『F1 R.A.W.』に緊急出演! 急遽出場オランダGPの週末を振り返る。気になるパートナーとの話も!?

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 48 分前

オランダGP

角田裕毅、FODの情報番組『F1 R.A.W.』に緊急出演! 急遽出場オランダGPの週末を振り返る。気になるパートナーとの話も!?



ルカ・マリーニ、2027年のテック3加入が正式発表。KTM陣営で輝き取り戻せるか?

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 56 分前

アラゴンGP

ルカ・マリーニ、2027年のテック3加入が正式発表。KTM陣営で輝き取り戻せるか?



F1とMotoGPの共催”メガイベント”は実現するのか? シュタイナー「すぐには無理でも、5年以内なら可能性はある」

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

F1とMotoGPの共催”メガイベント”は実現するのか? シュタイナー「すぐには無理でも、5年以内なら可能性はある」



マックス・フェルスタッペン、”世界最大のカートレース”で100人のドライバーと対決へ!

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 2 時間前

オランダGP

マックス・フェルスタッペン、”世界最大のカートレース”で100人のドライバーと対決へ!

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録