ホンダ三部社長、F1活動最終年のチャンピオン獲得を祝福「ホンダの歴史に新たな1ページを記すことができた」
2021年シーズンのF1世界選手権で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得。初のチャンピオンに輝いた。ホンダのF1活動最終年に有終の美を飾る結果となったが、三部敏宏社長も、喜びのコメントを寄せている。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
アラブ首長国連邦の首都、アブダビに位置するヤス・マリーナ・サーキットで開催された、2021年のF1最終戦アブダビGP。このレースで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得。パワーユニットを供給するホンダの三部敏宏社長も、喜びのコメントを寄せた。
アブダビGPには、ライバルで7度のF1王者であるルイス・ハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペンが同点で突入。レースで先着したドライバーが、チャンピオンに輝くシチュエーションとなっていた。
レッドブルにパワーユニット(エンジン)を供給するホンダは、今年でF1活動を終了。ラストシーズンに有終の美を飾れるかという点でも注目が集まった。
しかし決勝では終始メルセデス優位の展開。様々な手を尽くしたレッドブルだが、万事休すかと思われた。だが、レース最終盤にクラッシュによるセーフティカー出動という波乱が起き、フェルスタッペンが最終ラップにハミルトンを追い抜いて優勝。劇的な展開で初のチャンピオンに輝いた。
この結果に、ホンダの三部敏宏社長も喜びのコメント。2018年から協力体制を築いたアルファタウリ(当時トロロッソ)、そしてレッドブルに感謝を伝えるとともに祝福した。
■本田技研工業株式会社 代表執行役社長 三部敏宏
「フェルスタッペン選手、初のワールドチャンピオンおめでとうございます。HRD-Sakuraでの観戦となりましたが、最後の最後までチャンピオンへの可能性をあきらめないで攻め続ける姿にとても感動しました。2019年からともに戦い続けてきたフェルスタッペン選手とレッドブル・レーシングの皆様に祝福と感謝の気持ちをお伝えするとともに、これまでHondaのF1プロジェクトに対し多大なるサポートをいただいたスクーデリア・アルファタウリやサプライヤー様ならびに関係者の皆様、そしていつもHonda F1を応援して下さるファンの皆様に御礼申し上げます」
「また、Hondaにとっても悲願であるF1タイトルを獲得し、Hondaの歴史に新たな1ページを記すことができました。F1で王者になることを目標に地道な研究開発を続け、数々のブレイクスルーを果たしてきたHRD-SakuraやHRD-UKなどのプロジェクトに携わったすべてのメンバーに対しては、『本当によくやってくれた!ありがとう』という思いでいっぱいです」
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