MotoGP
ダビデ・ブリビオ離脱で多忙に……スズキ佐原PL「新任の計画は決まってきている」
MotoGPに参戦するスズキは、2020年限りでチームマネージャーのダビデ・ブリビオが離脱して以来、後任を立てずに2021年シーズンを戦った。その結果はランキング3位という形となったが、チームの中核のひとりを欠いた状態での戦いは大変な部分があったという。
永安陽介
公開日時: 2022/01/29 3:08
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2020年、スズキはジョアン・ミルと共に20年ぶりにロードレース世界選手権最高峰クラスでのチャンピオンを獲得。世界金融危機の後に一時撤退し、その後2015年に復帰してから6年目での戴冠には多くのファンが沸いた。
しかし年が明けると、スズキをMotoGP復帰前の段階から支えてきたチームマネージャーのダビデ・ブリビオが、アルピーヌF1へ移籍するという衝撃的な知らせが飛び込んできた。戴冠の立役者ともいえる人物の退任にざわめきが起こったが、スズキは急いで後任を立てることは選ばず、チームマネージャーを空席としたまま2021年シーズンへと挑んだ。
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そして2021年、スズキとミルは王座防衛に失敗し、ライダー/コンストラクターズともにランキング3位というリザルトでシーズンを終えた。
スズキが苦戦したことで、”ブリビオ不在”というファクターが直接影響したのではないかと言われるようになった。ライダー側からも、それをほのめかすコメント、関係はないというコメントの両方が見られた。では、チーム内部では実際のところブリビオの離脱はどういった影響を及ぼしていたのだろうか? スズキの佐原伸一プロジェクトリーダーに話を訊いた。
ブリビオ不在によってマネジメント業務は多忙になったのか? シーズン終了後、12月末に行なわれた取材でその点について訊かれた佐原PLは「それはそうですね」と端的に答えた。
「誰かがいなくなった分、カバーしなくてはならない。そして今まで余裕があったわけでもないので、オーバーフローはします」
「私は日本の開発のリーダーと、チーム監督を兼ねないといけなかった。もちろん全部は請け負えないのでチームの中で分散して色々な人に任せてはいますが、2022年も続けろとなれば、それは無理となるかもしれませんね」
「(新チームマネージャーについては)まだ発表する段階ではないですが、新たに起用しようと思っています。苦労して探しているという段階ではないですけれど、ほぼ決まってきています」
なお”新チームマネージャー”の加入が見込まれる2022年シーズンについて、体制的には業務を分担をしていた2021年から、更に最適化を図ることになるという。
「去年は、マネジメントをある程度の人数に分散して、誰が何をやるかを決めていました」と佐原PLは言う。
「最終的な決定は私がしましたが、今の(分散した)形も固まってはいます。ただ私も全部は受け入れられず、負担が増えているのも事実なので、それをより良い形にするために、もうひとり招き入れたほうが正しいでしょうね」
なお佐原PLは、新チームマネージャーの発表がいつ頃になるかはまだ不明だとしている。スズキはプレシーズンテスト開始直前となる2月4日にチーム発表会を予定しているため、この場で新チームマネージャーが明かされる可能性もあるだろう。
【ギャラリー】SUZUKI GSX-RR 2021 美麗スタジオ写真
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