アロンソ、夢のステージ優勝が見えてきた? 首位と遜色ないタイムに自信掴む
フェルナンド・アロンソはダカール・ラリー3日目を終えて、初のステージ優勝に挑戦することができると手応えを感じている。
写真:: Toyota Racing
サウジアラビアで行なわれているダカール・ラリーに参戦中のフェルナンド・アロンソ(トヨタ)は、2日目のステージで岩と衝突するアクシデントに見舞われ2時間ほどタイムをロスしたが、3日目のステージでは5番手のタイムを記録し(後に4位に繰り上げ)、総合47番手から総合32番手にジャンプアップした。
アロンソが3日目に記録した3時間54分15秒というタイムは、ステージ優勝を果たしたカルロス・サインツSr.(X-Raidミニ)からわずか6分遅れというもの。アロンソは非常にポジティブな1日だったと振り返った。
「今回は大きくつまづくこともなく、良い視界の下で走ることができた」とアロンソは語った。
「マシンも砂ぼこりのない場所を走れたんだ。唯一のつまづきは、終盤に川の近くで迷ってしまったことだ。でも良い感触を残すことができたから、良い1日だったと思う」
「昨日は“サプライズ”な1日だった。予定外のタイムロスがあったから結果はネガティブなものだったけど、感触は昨日も今日も良かったし、快適に走ることができている」
「7カ月前まではマシンを使って砂丘に登ったことなんてなかったんだ。でも今はそれができているし、トップ5に入ることができたのはポジティブなことだ」
「でも僕はもっと良い結果が欲しいと思っているから、明日以降は良いスタート位置を活かしてトップ3、そして優勝を狙いたい」
ダカール・ラリーの競技ディレクターであるデビッド・カステラは以前、オフロード競技の経験が乏しいアロンソがステージ優勝を果たす可能性もあると語っていた。
現にアロンソのペースは上位陣と遜色ないものであり、2日目のアクシデントがなければ総合順位もかなり上の方にいたと考えられる。しかしアロンソは現状を悲観していない。
「僕たちはここに来てまだ3日目だし、僕たちがこれまで経験したことのないような劇的なドラマが待っているかもしれない」
「そのドラマは昨日僕たちにも起こった。そして今日はカリド・アル・カシミのプジョーが大破しているのを見た。これからもいろんなことが起こるだろう」
「でも良い視界、そして良いペースで走ることができればトップ3はおろか夢のステージ優勝も果たせるかもしれない。それは不可能にも思えるけど、僕はここまでのステージを終えて自信を持つことができた」
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