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飲酒事故のバニャイヤ「ミスをしたけど、レースに対する考え方は変わってない」現状ペナルティなし

ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、サマーブレイク中に飲酒運転で交通事故を起こしたものの、MotoGPシーズン後半戦への影響はないと語った。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGPシーズン後半戦への準備に関して、飲酒運転による交通事故の影響はないと語った。

 サマーブレイク前最後の一戦となった6月末のオランダGPで勝利したバニャイヤは、羽目を外しすぎてしまったようだ。オランダGPでの勝利を祝うために友人たちとパーティーに出かけていた彼は、スペインのイビサ島で事故を起こしてしまった。

 シトロエンのロードカーで単独事故を起こした彼からは、スペインで自動車の運転が許可されている呼気アルコール濃度の0.25mg/Lの3倍を超える0.87mg/Lが検出された。

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 バニャイヤは自身のソーシャルメディアに謝罪文を掲載した。

『午前3時にディスコを出た時、ラウンドアバウトを通ろうとして、他のクルマや人を巻き込むことはなかったが、前輪を溝に落としてしまった』

『しかし、警察が行なったアルコール検査では、アルコール濃度がスペインの法律で認められている値よりも高いことが分かった。このような事態を招き、申し訳なく思っている。僕はお酒をほとんど飲まない人間だが、これは起こってはならないひどい不注意だった』

『みんなには申し訳なく思っているし、教訓を得られたと誓う。お酒を飲んだら絶対にハンドルを握らない。ご迷惑をおかけした』

 バニャイヤは、スペインにおいて1年から4年の運転免許停止処分を受ける可能性があるが、現状レースに影響するような制裁は受けていない。また、ドゥカティもこの件に関して何のコメントも出していない。

 そして迎えた後半戦最初のイギリスGP、バニャイヤは集まったメディアに対し、この件についてこれ以上付け加えることはないと述べ、レースに関しても自分の考え方に影響はなかったと語った。

「ああ、すでに自分のソーシャルチャンネルで考えていることを話したよ」とバニャイヤは語った。

「3、4週間前に投稿したんだ、あの時のことをね」

「MotoGPには関係ないことだった。レースに対する僕の考え方を妥協するようなことではないんだ。あの後、MotoGPのことを考えるのは簡単なことだったんだ。それはミスであり、エラーだったんだ」

「残念ながら起こってしまったことであり、僕はミスを犯してしまった。そして、理解したんだ」

 他のスポーツなどと同じ様に、もしMotoGPやドゥカティが自分にペナルティを科した場合、それに納得するかという質問も飛んだが、これにはチームメイトのジャック・ミラーが口を挟んだ。

「他のスポーツって何? とにかく、それについては話もしていないよ。ネガティブな話は持ち出す必要はないんだ。彼が言った通りだ。それだけだ」

 飲酒運転により、行政処分以外に競技団体やチームなどから内部処分を受ける事例は枚挙にいとまがない。例えば競泳のマイケル・フェルプスは飲酒運転で逮捕され、米水泳連盟から6ヵ月の出場停止処分を受けている。

 ましてやモータースポーツにおいては、ノンアルコール飲料のPRや飲酒運転撲滅の啓発活動を行なうなど、他のスポーツよりも飲酒運転に対して厳しい対処をするべき環境にあると言える。イギリスのレース統括団体であるモータースポーツUKは、ライセンス保持者が飲酒運転で摘発された場合、その旨を通知するよう求めており、その後レースライセンスが停止されることになっている。

 MotoGPやFIM(国際モーターサイクリズム連盟)などから、今後ペナルティが出る可能性も否定できないが、そうでなければ期待の若手ライダーの”おいた”に、大甘な対応がなされたという誹りは免れないのではないだろうか。

 バニャイヤは、ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から66ポイント差のランキング4番手となっている。

 
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