アブダビ若手&ピレリ18インチタイヤテストがスタート。ボッタスは許可得てアルファロメオへ
F1は2021年シーズンが終了したばかりだが、最終戦の開催地ヤス・マリーナ・サーキットでは早くもポストシーズンテストがスタート。ルイス・ハミルトンはこのテストを欠席する。
Valtteri Bottas, Alfa Romeo Racing C41
Zak Mauger / Motorsport Images
12月12日に行なわれたF1第22戦アブダビGPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2021年シーズン王者に輝いてからわずか2日。舞台となったヤス・マリーナ・サーキットでは、2022年シーズンに向けたポストシーズンテストが開始されている。
今回はレギュレーションの大幅刷新を予定する2022年に向けた、ピレリの18インチホイールのタイヤを装着できるように改造されたミュールカーでのテスト(14~15日)と、さらに若手向けのヤング・ドライバー・テスト(14日)が行なわれる事になっている。
なおウイリアムズはミュールカーの用意がなく、ピレリのタイヤテストへの参加は9チームとなっている。
来シーズンからアルファロメオへ移籍するバルテリ・ボッタスは、今年までメルセデスのドライバーとなっているが、チームから許可を得て14日のテストにアルファロメオから参加している。
アルファロメオが来季起用する周冠宇もテストに参加。14日は若手枠、15日はミュールカーを走らせる予定だ。
メルセデスは、ウイリアムズから新加入するジョージ・ラッセルを両日起用。ヤング・ドライバー・テストにはニック・デ・フリーズが参加している。
マクラーレンからは、米国のインディカー・シリーズで実績を残しているパトリシオ・オワードが、F1テストへデビュー。事前にシート合わせやシミュレーションをこなし、今回のアブダビテストに臨んだ。
2021年のドライバーズタイトルをフェルスタッペンと獲得したレッドブル陣営は、若手枠に育成ドライバーのユーリ・ヴィップスとリアム・ローソンを起用。それぞれレッドブルとアルファタウリからテストに参加する。
ウイリアムズは若手枠に育成下のローガン・サージェントを起用。フェラーリはロバート・シュバルツマン、アルピーヌはF2王者となったオスカー・ピアストリ、アストンマーチンはニック・イェロリーというラインアップだ。
各日の参加ドライバーは以下のようになっている。なおF1の2022年プレシーズンテストは、2月末のバルセロナ、3月中旬のバーレーンでの2回に分けて計6日間が開催される予定だ。
チーム | 14日(火) | 15日(水) | ヤングドライバーテスト |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン | セルジオ・ペレス | ユーリ・ヴィップス |
メルセデス | ジョージ・ラッセル | ジョージ・ラッセル | ニック・デ・フリーズ |
フェラーリ | シャルル・ルクレール | カルロス・サインツ | ロバート・シュバルツマン |
アントニオ・フォッコ | |||
マクラーレン | ダニエル・リカルド | ランド・ノリス | パトリシオ・オワード |
アルファタウリ | 角田裕毅 | ピエール・ガスリー | リアム・ローソン |
アルピーヌ | エステバン・オコン | フェルナンド・アロンソ | オスカー・ピアストリ |
アルファロメオ | バルテリ・ボッタス | 周冠宇 | 周冠宇 |
ウイリアムズ | – | – | ローガン・サージェント |
ハース | ミック・シューマッハ | ピエトロ・フィッティパルディ | ロバート・シュワルツマン |
アストンマーチン | ランス・ストロール | セバスチャン・ベッテル | ニック・イェロリー |
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