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レッドブル代表「VSハミルトンだったからこそ、”王座”の価値が上がる」劇的展開”レースの神”に感謝

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、マックス・フェルスタッペンの獲得した”2021年チャンピオン”がルイス・ハミルトンとの戦いで勝ち取ったモノであることから、より一層価値のあるものになったと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes, 2nd position, congratulates Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, in Parc Ferme

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 12月12日、ヤス・マリーナ・サーキットで開催されたF1アブダビGPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝。レース中の劣勢を最後に覆す逆転劇で、2021年シーズンチャンピオンに輝いた。

 レースは終始ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優位な状況だったが、終盤のセーフティカー出動で状況が一変。ラストラップにフェルスタッペンがハミルトンをオーバーテイクし、勝利をもたらした。

 終盤のセーフティカー出動中におけるレースコントロールの判断にはメルセデスが上訴の意向を示しているが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はこの出来事によって2021年シーズンに影を落とすべきではないと考えている。

 なお結果的に、フェルスタッペンは2021年シーズンに計10勝をマーク。2014年以降のパワーユニット時代に初めてメルセデス以外のドライバーとして王座を得た。

 ホーナー代表はハミルトンとメルセデスの調子が悪かったというわけではなく、真っ向勝負で勝ったことが、2021年王座の価値をより重要なものにしていると語った。

「今年のチャンピオンシップは、22レース全体のバランスで考えるべきだと思う」

 ホーナー代表はそう語る。

Christian Horner, Max Verstappen, Red Bull Racing

Christian Horner, Max Verstappen, Red Bull Racing

Photo by: Erik Junius

「マックスは今年、本当に傑出していた。彼は何度か不運に見舞われてしまったと思うが、それでも常に冷静に落ち着いていた」

「彼はその心と情熱、そして素晴らしいスキルと決意を携えて走っている。本当にチャンピオンに値すると思う」

「私は、マックスがルイスという史上最も成功したドライバー、そして手強いドライバーを倒したという事実が、より彼の価値を高めていると思う」

「ルイスのおかげだと思う。今シーズン、彼はまた素晴らしいドライビングをしていた。今年の結果に心から満足しているよ」

 またホーナー代表は、アブダビGPでハミルトン優勢を崩し、フェルスタッペンがタイトルを獲得するためには”奇跡”が必要だと考えていたと認めており、実際にはそれを期待することもできていなかったと明かした。

「レースの神から何らかの恵みが必要だと思っていた。そして、彼らはそれに応えてくれた。レースの神には感謝したい」

「マックスのことを、本当に誇りに思う。彼は夢を持って生きている若者であることを忘れてはならない。その彼は、統計的にも世界で最高のドライバーを相手に立ち向かっていたんだ」

「どのグランプリでも、彼はあらゆる手立てを尽くして戦っていて、今年の彼は素晴らしかった。24歳の若者がこれをやってのけたのは、非常に感動的なモノだ」

 さらにアブダビGP全体を振り返ったホーナー代表は、スタートでハミルトンに先行を許したシーンから、1周目の攻防とそれに関するレースディレクターの”問題なし”という判断、そして最後のセーフティカーの判断まで、さまざまな感情を経験したと語った。

「感情がジェットコースターのようだった」と、ホーナー代表。

「良くないスタートの一方で、ルイスは素晴らしい蹴り出しを見せ、さらに彼らは今回、我々よりも少し優れたペースがあった」

「(ウイリアムズのニコラス)ラティフィがクラッシュした際、我々はピットインを、彼らはステイアウトを選んだ。当然、我々は別のタイヤセットを選んだ」

「レース再開を指折り数えなければならなかった。そして1周のチャンスが与えられ、マックスは風穴を開けた」

「その瞬間は最高だったが、後にセーフティカーの件で(メルセデスによる抗議で)召喚があり、さらに別件での召喚状もあった」

「緊張した数時間だった。しかし正しい判断を下したFIAとスチュワードには敬意を表したいと思う」

 
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