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ボッタス、驚速メルセデスと“他”のタイム差に「ちょっと驚いた」

F1イタリアGPの初日を2番手タイムで終えたバルテリ・ボッタスは、ライバルとの差が大きなモノだったことについて「すこし驚いている」と語った。

Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 F1第8戦イタリアGPの初日は、メルセデス勢が圧倒的な速さを示した。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがトップ2に並ぶと、FP2首位のハミルトンは3番手のランド・ノリス(マクラーレン)に0.897秒と非常に大きな差をつけた。

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 これまでメルセデスに最も肉薄してきたレッドブル勢も、初日は大きく引き離された。マックス・フェルスタッペンは5番手で、ハミルトンからは1.036秒差だ。

 2番手につけたボッタスはセッションを振り返り、リヤの安定性を改善する必要があるものの、満足できる1日だったとコメント。ただ、メルセデスがこれほど大きなアドバンテージを持っていることには驚かされたとも述べた。

「1日を通してとてもいい感じだった」と、ボッタスは言う。

「ただまだ改善できるというのも確かだ。僕としてはいくつかのコーナーでリヤエンドの安定性がちょっと欠けているのが大きな問題だと言えるだろう。でもそれ以外はとてもいい感じだ」

「他チームと比較した今日のパフォーマンスとラップタイムだけど、ちょっと驚くべきことだと思う。もちろん、明日の様子を見てみるつもりだけれどね」

 既に図抜けた速さを示しているメルセデスだが、予選ではどれほど改善を果たしていけるのか、それをボッタスに尋ねると彼は次のように語った。

「まだ引き出せる、それは確かだ」

「FP2での僕のラップは素晴らしいものじゃなかったと思う。だから僕としてはまだ引き出せるもの(タイム)があると思う。でもそれはどのチームも同じだと思うよ」

 予選想定のアタックも行なわれるFP2では、パラボリカでトラックリミット違反を犯しタイムを抹消されるケースも多々あった。またトウ(スリップストリーム)を狙っての位置取り争いによって、コース上が大渋滞となるシーンも目立った。

 ただボッタスはモンツァ・サーキットではこうした戦術は「予想されていたこと」だと述べ、さらにこう続けた。

「ここは1周が速く、短い。それに差を作るコーナーもあまり多くない」

「素晴らしいバトルになるだろう。でも僕は本当に良いフィーリングだから、楽しみにしているよ」

 

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