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「勝利は手に入っていたのに……」ニック・キャシディ、SF第6戦のトラブル悔やむ

スーパーフォーミュラ第6戦鈴鹿でポールポジションからレースをリードしたものの、リタイアに終わったニック・キャシディだが、彼は胸が張り裂けるようだと語った。

ニック・キャシディ Nick Cassidy(VANTELIN TEAM TOM'S)

ニック・キャシディ Nick Cassidy(VANTELIN TEAM TOM'S)

Masahide Kamio

 2020スーパーフォーミュラ第6戦JAF鈴鹿グランプリでは、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)がポールポジションからレースをリードしていたが、彼は序盤にエンジントラブルが発生したことで、惜しくもリタイアに終わった。

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 キャシディは予選から圧倒的な速さを見せており、第5戦鈴鹿で山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)によって記録されたコースレコードを更新してポールポジションを獲得していた。

 レースではポールポジションから良い加速を見せ、トップを堅守。序盤からセーフティカーが出動する荒れた展開ではあったが、勝利に向けて順調に走行しているように思えた。

 しかし後続を引き離しつつあった9周目、キャシディのマシンはエンジンブローが発生。ランオフエリアにマシンを止めるしかなかった。

 “たられば”の話になるが、第6戦でキャシディが勝利を収めていた場合、彼は2年連続のタイトルに向け大きく前進していたはずだった。そうした希望も見込んでいた中でのリタイアにはキャシディも堪えたようで、胸が張り裂けるようだと語った。

「今日(トラブルがなければ)優勝は間違いなかったし、チャンピオンシップでもそう(トップに)なっただろう」

 キャシディはそうmotorsport.comに語った。

「今シーズンで僕らが初めてまとめ上げた完璧な1日だった。2度目のタイトルに向けて接近して家に帰れただろう時に、こうしたことが起こったのはただただ胸が痛い」

「大湯(都史樹/レースウイナー)は高いタイヤ内圧で走っていた。だから僕のペースは良くて、彼の方は落ちていっていた」

「ペースは(前日の第5戦で優勝した山本)尚貴よりもかなり良いようだったから、勝つ準備はできていると思っていたんだ」

 今季のスーパーフォーミュラも残すところは最終戦富士のみ。ランキングでは首位の平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と山本が55ポイントで同点で、キャシディは8ポイント差の3番手だ。

 キャシディは来季フォーミュラEにフル参戦する関係上、スーパーフォーミュラへの参戦は無いだろうと以前認めていた。そのため最終戦富士が彼にとってひとまずSF19での最後のレースとなる。

 2度目のスーパーフォーミュラ王座の可能性については、キャシディはこう語っている。

「ペースには自信がある。だけど僕らは(エンジン交換による)10グリッド降格のペナルティがあると思う」

「今日、僕らはチャンピオンに近づくチャンスがあった。なのにそのチャンスを失ってしまったことは、本当に痛手だ」

 

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