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ドヴィツィオーゾ、アメリカ戦から進歩乏しくガッカリ……タイトル獲得のクアルタラロから学び?

ペトロナス・ヤマハSRTからMotoGPへ復帰したアンドレア・ドヴィツィオーゾは、エミリア・ロマーニャGPは期待通りのレースとはいかなかったと振り返りつつ、新王者クアルタラロを称賛した。

Andrea Dovizioso, Petronas Yamaha SRT

Andrea Dovizioso, Petronas Yamaha SRT

Gold and Goose / Motorsport Images

 ミサノ・サーキットで開催されたMotoGP第16戦エミリア・ロマーニャGPで、ペトロナス・ヤマハSRTのアンドレア・ドヴィツィオーゾは13位でフィニッシュ。期待していたような前進を果たすことはできなかったと語っている。

 9月に行なわれたサンマリノGPから約1ヵ月。ミサノでの開催は2回目となっており、ドヴィツィオーゾもオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された前戦アメリカズGPから更に前進できることを期待していた。

 しかし結果こそアメリカズGPと同じ13位ではあったが、ライバルたちの転倒に助けられた面もあり、自身のパフォーマンスにはガッカリしていると彼は認めた。

「最初からフィーリングが掴めなくて、苦戦してしまっていたし、速さが無かったんだ」と、ドヴィツィオーゾは言う。

「でも今回も重要な経験になったと思う。大半のライダーと同じタイヤ選択をしたけど、僕たちにとっては適切なモノではなかったとわかったからね。理由は終盤10周で大きく遅れていったこと、そしてソフトタイヤでは僕の求める加速の助けにならないことだ」

「ミサノでの1戦目よりは悪くなかったけど、オースティンの後に期待していたほどの一歩を踏み出すことはできなかった。でも今年はタイトルや何かが懸かっているわけじゃない。こうした厳しい週末からも、多くの経験を積むことができるんだ」

 またドヴィツィオーゾはレース週末でウエットコンディションが続いたあと、日曜日の決勝では一転してドライとなったことも、厳しいレースとなった要因だと説明している。

 さらに彼は別の問題点として、YZR-M1でのブレーキングを挙げている。

「まだ良いブレーキングができていない。そのせいでコーナーに入るときも、望んだライン取りができなくて、スピードを上げていくことができないんだ」

「いつもこのバイクのポテンシャルを引き出すためラインがとれていない。基本的にブレーキングが上手くできていないと、コーナリングにも影響するし、レースで僕は毎周そうしたことが発生してしまっている」

 ただこうして苦戦を口にしながらも、彼は将来を悲観していない。特に2022年シーズンは現在の2019年型をベースとした“Bスペック”のマシンから、最新のファクトリーマシンを手にすることで、状況が変わってくる可能性も高い。

「今心配しても仕方がないだろう。まだ取り組みを進める時間はあるし、来年には別のバイクに乗ることになるからね。もちろん、まだ(2022年型については)僕もどう違うのか知っているわけじゃないけれどね」

「2022年シーズンが明日から始まる、なんてことなら心配するのも当然だろう。だけどそうじゃないんだ。だから今から心配しすぎても仕方ないよ」

 エミリア・ロマーニャGPでは、ヤマハファクトリーチームのファビオ・クアルタラロが2021年のタイトルを獲得した。ドヴィツィオーゾはクアルタラロがマシンのポテンシャルを最大限引き出していると、その能力を称賛した。

「ファビオはタイトルに値すると思う。彼は今年、ものすごいことをやり遂げたと思う」

「彼はM1の長所をマネジメントしながらも、短所を目立たせないようにすることが非常に上手いんだ。今シーズン、どのレースでもこれほどの一貫性を示してきたのは、並外れたことだよ」

「彼がこれほどコンスタントに走れているのは、常に同じライディングスタイルで走っているからだ。どのコースでも、どんなコンディションや気温でも、彼は同じ形でライディングする」

「彼はブレーキをかけるのが非常に遅いんだ。それだけなら簡単だけど、彼のように遅くブレーキをかけてバイクを曲げるのは難しいんだ。でも彼はそれを簡単にやってのける」

「プラクティスでの彼の走りをすべてチェックすると、彼はそれを5~6周続けて、同じことをしていて、ミスも少ない」

「それが、彼がプラクティスごとに改善してきたことだ。そして、常に(グリッド)1列目や2列目を獲得し、どんな状況でも向上しようとやってきたんだ」

 

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