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タイトル争いの“空気”を読んで欲しかった? Q1敗退ドヴィツィオーゾ、僚友に恨み節

アンドレア・ドヴィツィオーゾはMotoGPアラゴンGP予選Q1において、チームメイトのダニーロ・ペトルッチが自身の背後でスリップストリームを利用したことは「スマートな動きではなかった」と怒りを顕にしている。

Andrea Dovizioso, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 モーターランド・アラゴンで行なわれているMotoGP第11戦アラゴンGPでは、ドゥカティ・ファクトリーチームの2名に予選の走りを巡っていざこざが発生した。

 その理由は、ダニーロ・ペトルッチがアンドレア・ドヴィツィオーゾのスリップストリームを利用してトップタイムを記録したことで、ドヴィツィオーゾがQ1敗退という結果になってしまったことにあった。

 ドヴィツィオーゾはQ1終盤にセッショントップタイムを記録する好走を見せた。しかし直後をつけていたペトルッチは、スリップストリームの効果もありそれを大きく上回る好タイムをマークしてトップタイムを更新した。

 さらに悪いことに、最終アタックではプラマックのジャック・ミラーがドヴィツィオーゾを上回る2番手タイムをマークしてしまう。ドヴィツィオーゾはこれで3番手となり、Q1敗退となってしまった。

 ドヴィツィオーゾはペトルッチにはQ2へ進むだけの速さはなかったと考えており、チャンピオンシップのポジションを考慮すべきだったと憤りを見せた。実際、国際映像でピットに戻った際、激怒しているドヴィツィオーゾの姿も映されていた。

「予選には良いフィーリングで挑んでいた」と、ドヴィツィオーゾは語る。

「とても良いラップタイムを刻んでいたし、Q2に行っていたらもう少し速く走れたと思う」

「僕はフロントロウかセカンドロウに並ぶことを望んでいた。でもガッカリだよ。なぜって、ダニーロがしたことは適切なことだとは思えないからだ」

「彼はそこ(Q2進出圏内)にいるだけの速さは持っていなかった。そして彼は僕の後ろに3回もついてきて、ラップタイムを刻んでいた」

「僕らの関係や、僕がドゥカティ勢で唯一チャンピオンシップを争える可能性があるライダーだということを考えれば、あれは賢い動きじゃないと思う。僕はそれに怒っているんだ」

 そう語るドヴィツィオーゾ。彼は予選13番手から決勝レースに挑むが、18ポイント差で追う首位のファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)はポールポジションを獲得しており、大きな差をつけられてしまっている。

 だがドヴィツィオーゾは、予選前にチームに対してチームオーダーの発動を要求したわけではないようだ。

「彼には速さがなかったから、僕の後ろで3回もタイムを出していたんだ」と、ドヴィツィオーゾ。

「だから、僕なしでは彼はあれほど速くなかっただろう。それがなければ、僕がQ2に挑めたかもしれないんだ」

「僕がドゥカティで唯一タイトルを争えるライダーであり、僕はペトルッチのために多くのことをしてきたという、僕らの間の良い関係を考えれば、ああいったものは賢い動きではなかった。ただ僕は助けを求めていたわけじゃない」

 チームメイトからの批判に晒されることになったペトルッチだが、彼はドヴィツィオーゾ対し「とても残念に思う」としつつも、“使える武器”は全て使ってでも自分の速さを示す必要があったと主張している。

「僕らはレース、そして予選で自由だと思っている」と、ペトルッチは言う。

「僕はQ2に進むために、僕の全ての武器を使ったんだ。僕が苦戦していたのは確かだよ」

「ル・マンで、僕らは苦戦していなかった。それにこれまで、僕は誰の後ろもつけたことはなかった」

「チームオーダーはない。僕もアンドレアがQ1敗退となったことについては残念だと思う。だけど、そうでなかったら(自分がQ1敗退だったら)、僕は何故自分が遅いのかという質問に答える必要があるんだ」

「僕は自分のためにレースをしていて、低迷した前半戦から復活してきている。だから全てのチャンスを活かしていく必要があるんだ」

 

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