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MotoGP最大勢力のドゥカティ、ライダー”流出”も心配せず。魅力的なパッケージに自信大

ドゥカティのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティは、現在結んでいるライダーとの契約は優れたものであり、ライダー側も移籍を検討する前にドゥカティの提案を聞いてくれると考えている。

Jorge Martin, Pramac Racing

写真:: Marc Fleury

 MotoGPはシーズンの3分の1となる7レースが終了した段階に過ぎないが、既に2023年シーズンに向けたライダーズマーケットが動き始めている。

 ドゥカティではファクトリーチームのジャック・ミラーがシートを失う可能性が高く、6月にもラインアップが決定される見込みだ。

 以前からドゥカティのファクトリーチームへの昇格候補と目されてきたのはプラマックのホルヘ・マルティンだった。ただもうひとりの候補とされてきたエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)が、今シーズン開幕から一気に頭角を表し、3勝を挙げたことで、今では彼の昇格が有力視されている。

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 こうした動きの中、マルティンのマネージャーはホンダ側と話をしている姿が目撃された。ファクトリーチームに取り立てられないなら、他陣営への移籍も辞さないという姿勢にも思える動きだ。

 ただドゥカティのスポーティングディレクターを務めるパオロ・チアバッティはそうした動きがあっても、契約ライダーは「他の場所に移る前にドゥカティの話を聞くはずだ」と自信ありげな様子だ。

「今ドゥカティで走っているどのライダーも、どこかへ行く前に、よく考えてみることになると思う」

 ファクトリーチームのラインアップ決定に伴い、マルティンもしくはバスティアニーニが離れていく可能性をドゥカティが心配しているかと訊かれた際、チアバッティはそう答えた。

「バイクに非常に高い競争力があるという理由だけではない。パッケージ全体……全てのインディペンデントチームに提供しているテクニカルサポートや、ジジ(ダッリーニャ/ゼネラルマネージャー)が全てのライダーに話しかけるという事実もそうだ」

「ライダーやチームをしっかりと評価しているからだと私は思っている。一方で、市場にはそう多くのチャンスは残っていないとも考えている」

「言うまでもなく、ホンダがどうするかは確かめる必要がある。どうも彼らはポル(エスパルガロ)を継続しないようだからね。そしてアプリリアがライダーを変えたがっているかどうか……これは私は無いと思うが」

「ただファクトリーチームの席は多くない。残念ながらスズキ(の撤退検討)のせいもあり、恐らくKTMくらいだろう」

「マーケットは、そこまで活発になり緊張の多いものになるとは思っていない。ドゥカティで良い結果を残す事ができているライダーは、どこか他へ行く前にドゥカティの話を聞くだろう」

 シート喪失が確実視されるミラーに関しては、LCRホンダへの出戻りや、KTMへの移籍がまことしやかに囁かれている。

 チアバッティはドゥカティとしてはミラーとの関係を何らかの形で続けたいと考えているが、オファーがミラーの好むものではないだろうとも認めている。

「我々は常々、ホルヘとエネアを(陣営に)維持したいと語ってきた。基本的にはそうなっていると思う」

「当然ながら我々は、ジャックとも何らかの形で継続できればと思っていた。ジャックは素晴らしいライダーで、我々も彼のことは大好きなんだ」

「そして彼には何かオファーを出せると思うが、彼は十分に良いものとは思わないだろう。そして彼は違う道を進むと思う」

「だが結果を見ると……マルティンは厳しい時期を過ごしているが、彼も素晴らしい結果を出してきた」

「エネアは言うまでもないが、チャンピオンシップを争っている。(プラマックのヨハン)ザルコも素晴らしいレースをしている……彼は表彰台によりコンスタントに乗るためのちょっとしたチャンスを逃しているのかもしれない」

「幸いなことに、我々は2台以上のバイクが揃っており、インディペンデントチームとも非常に良い関係を築いている」

「しかし私が言った通り、我々は状況を少し評価する必要があり、ムジェロとアッセンの間でチームやライダーの最終的なセットアップを考えられればと思っている」

 
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