速報ニュース

F1 シュタイアーマルクGP

苦悩続く跳ね馬「この状況は、フェラーリと名の付くチームにとって相応しくない」

フェラーリは、開幕戦に続きF1第2戦シュタイアーマルクGPでも苦戦を強いられている。チーム代表のマッティア・ビノットは、この状況に落胆し、「フェラーリと名の付くチームに相応しい状況ではない」と語った。

編集: 2020/07/12 9:19

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Charles Leclerc, Ferrari SF1000

 開幕戦オーストリアGPで大苦戦しながらも、なんとか2位表彰台を獲得したフェラーリ。しかしその苦悩は、開幕戦と同じレッドブルリンクを舞台に行なわれている第2戦シュタイアーマルクGPでも変わらないようだ。

Read Also:

 土曜日に行なわれた予選では、セバスチャン・ベッテルは10番手ギリギリでQ2を突破したものの、Q3では最下位となった。チームメイトのシャルル・ルクレールは、予選Q2を突破できず、さらに3グリッド降格ペナルティも受け、14番グリッドから決勝レースに挑むことになった。

「予選が明日(日曜日朝)まで延期されなくて良かった。でも、もっと良い結果を望んでいたんだ」

 ベッテルはチームのプレスリリースにそう語った。

「できる限りのことは、全て試したと思う。しかし残念ながら、タイヤ……特にフロントタイヤを作動温度領域に達するまで、時間がかかりすぎてしまった。フロントタイヤを何度もロックさせてしまったし、ストレートでもアクアプレーニング現象に遭っていた。Q3の最後のラップでは、全てのリスクを取ろうとしたが、ターン8でマシンのコントロールを失い、タイムを改善できなかった」

 ベッテルは、望んでいた状況からはまだまだ遠いところにいると語る。

「少なくとも今回のことは、次に同じ状況に直面した時のための”学び”になると思う。日曜日の予報は今日とは異なり、ドライコンディションになるようだ。ドライの状況では、僕らのレースペースは少し良く見えるけど、まだまだ望んでいるような状況にはない」

 ルクレールは、上位のマシンとの差を見て驚いたと語る。

「今日は十分な速さがなかった。上位のクルマとの差を見た時、驚いたよ。間違いなく、やらなければならないことがいくつかある」

 ルクレールもそうコメントを寄せた。

「バランスという面では、このマシンはドライでもウエットでもドライブしやすいんんだ。でも、僕らにはあちこちに問題があり、それを解決する必要がある。そしてこういうコンディションでドライブするということについても、すべき仕事が残っている」

「残念ながら、Q2で2セット目のウエットタイヤを履いた時に雨が強まり、改善できなかった。とても残念なことだ」

 ただルクレール曰く、選んだセットアップのせいで予選で苦しんだ可能性があるという。

「昨日(金曜日)に僕らは、もっとアグレッシブなセットアップを選んだ。それで、雨の中のドライビングが予測し辛くなったのかもしれない。それによって予選では代償を払ったけど、決勝に向けては正しい選択をしたと確信している」

 チーム代表のマッティア・ビノットは、この体たらくにショックを隠さない。

「本当に残念な1日になった。ストップウォッチは嘘をつかない……我々はそのことを認めなければいけない。予選では様々なコンディションだったが、過去数年間ライバル関係にあったチームだけではなく、ついこの前まで我々の後ろにいたチームに対しても、競争力が足りなかった」

 そうビノット代表は語る。フェラーリは、当初ハンガリーGPに持ち込む予定だったアップデートを、1戦前倒ししてシュタイアーマルクGPに投入したが、これも期待通りの効果を発揮していないようだ。

「予定よりも早く、マシンをアップデートするために我々は一生懸命働いた。しかし、その価値をコース上で発揮できていないようだ。その理由を解明し、状況を変える必要がある」

「これはフェラーリという名のチームにとっては、十分なことではない。我々はそれについて、苛立ってはならない。しかし、事実を無視することもできないのだ」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ノリス、未だ残る腰痛が決勝の不安要素に。予選は痛み止めで誤魔化し6番手タイム

次の記事 ハース、予選後の作業でパルクフェルメルールに抵触か? FIAが審議中

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

シャルル ルクレール



タイトル争いの起爆剤となるか? フェラーリ、イタリアGPでの改良版PU投入に踏み切る。救済措置ADUOを活用

F1

F1

イタリアGP

2 日前

タイトル争いの起爆剤となるか? フェラーリ、イタリアGPでの改良版PU投入に踏み切る。救済措置ADUOを活用



ペースは良かったのに……フェラーリ、磨くべきは”予選力と実行力”「何を間違えたのかを徹底的に見直す」

F1

F1

オランダGP

3 日前

ペースは良かったのに……フェラーリ、磨くべきは”予選力と実行力”「何を間違えたのかを徹底的に見直す」



フェラーリ、地元モンツァで改良版PUを投入する可能性。メルセデスのアントネッリはグリッド降格濃厚……馬力UPのエンジンでポール目指す?

F1

F1

イタリアGP

4 日前

フェラーリ、地元モンツァで改良版PUを投入する可能性。メルセデスのアントネッリはグリッド降格濃厚……馬力UPのエンジンでポール目指す?

More from

フェラーリ



F1分析|オランダでメルセデス勝利の可能性は皆無だった? 圧倒的ノリスのペース……そして”ベテラン”ハミルトンも忘れてはいけない!!

F1

F1

オランダGP

5 日前

F1分析|オランダでメルセデス勝利の可能性は皆無だった? 圧倒的ノリスのペース……そして”ベテラン”ハミルトンも忘れてはいけない!!



フェラーリ、イタリアGPでミハエル・シューマッハーをオマージュした特別カラーリングを用意

F1

F1

イタリアGP

5 日前

フェラーリ、イタリアGPでミハエル・シューマッハーをオマージュした特別カラーリングを用意



ハミルトン、チームへの皮肉マシマシの無線を謝罪「あれは自分のベストな姿ではなかった」

F1

F1

オランダGP

5 日前

ハミルトン、チームへの皮肉マシマシの無線を謝罪「あれは自分のベストな姿ではなかった」

最新ニュース



古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす

F1

F1 F1

オランダGP

1 時間前

古豪復活へ……ウイリアムズ代表、2026年の問題を解決するため「膨大な数のプロジェクト」を進めていると明かす



高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの

F1

F1 F1 1 時間前

高校生チームに突き付けられた“600万円調達”の壁。STEM Racing世界大会に挑む『WindBreaker』を突き動かすもの



クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」

MotoGP

MGP MotoGP 2 時間前

クアルタラロ、ホンダ移籍決断の理由は「環境リセット&プロジェクトへの信頼」



アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」

F1

F1 F1 2 時間前

アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録