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初優勝から一転、ムジェロでまさかの無得点……ガスリー「決勝では巻き返しを狙っていた」

イタリアGPで劇的な初優勝を遂げたピエール・ガスリー。しかし続くトスカーナGPは、スタート直後にリタイアし、無得点に終わった。しかし決勝には自信を持っていたという。

Pierre Gasly, AlphaTauri, climbs out of his car after crashing out on the opening lap

Pierre Gasly, AlphaTauri, climbs out of his car after crashing out on the opening lap

Andy Hone / Motorsport Images

 感動の初優勝を遂げたイタリアGPから1週間後、ムジェロ・サーキットで初開催されたトスカーナGPは、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)にとっては散々なレースとなった。

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 ガスリーは予選ではまさかのQ1敗退。決勝レースでもスタート直後のクラッシュに巻き込まれ、早々にリタイアすることになった。

「最初のコーナーをクリアした直後にレースを終えることになってしまったことについて、残念に思っている」

 ガスリーはチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。

「ターン1に進入していくのは、かなり大変だった。たくさんのマシンがサイド・バイ・サイドになっていたからね。ターン2に向けて、キミ(ライコネン/アルファロメオ)とロマン(グロージャン/ハース)の間に、スペースがあるのをみつけた。でも結局行き場をなくしてしまい、挟まれる形でクラッシュしてしまった……それで終わりだ」

「誰かに責任があるとは思わない。でも、今日はポイント獲得のチャンスを逃してしまったと感じているから残念だ」

 前述のように、予選ではQ1敗退を喫してしまったガスリー。しかしペースについては自信を持っており、決勝レースでポジションを上げていくことができると確信していたという。

「僕らは週末を通じて、良いペースを見せることができていた。予選結果は素晴らしいモノじゃなかったけれど、今日はポジションを回復していくことができると確信していたんだ」

 今回のレースをノーポイントで終えたガスリー。次のロシアGPでの巻き返しを誓った。

「明らかに、僕はみんなと共に走って、ポイントを目指して戦いたかった。でも、僕らはここからポジティブなことを見出す必要があると思う。ここまでのパフォーマンスは良かったからね。この勢いを、ソチ(ロシアGP)に続けていく必要がある」

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