アルファタウリF1代表、2022年以降も”ホンダのPU技術”を使えることを喜ぶ
アルファタウリ・ホンダのフランツ・トスト代表は、2022年以降もレッドブル・パワートレインズを通してホンダのパワーユニット技術を継続して使えることを喜んだ。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
今季限りでF1活動を終了させるホンダ。しかしF1委員会で2022年以降のパワーユニット(PU)開発凍結が決定したことを受け、現在ホンダ製PUを使うレッドブルは、レッドブル・パワートレインズを設立することを発表。ホンダのPU技術を引き継ぎ、2022年以降は”レッドブル製”PUを使ってF1参戦を継続することになった。
同じホンダ製PUを使うアルファタウリも、来季以降はこのレッドブル製PUを使うことになる。この件について同チームのフランツ・トスト代表がコメントを発表。考えられる最高の選択肢だったと語った。
「ホンダは、非常に競争力のあるパワーユニットを実現するために、ハイブリッド技術に精力的かつ集中的に投資を行なってきた。我々の関係は常にとても効率的で、幸せなモノだった」
トスト代表はそうコメントした。
「2022年のはじめから、新たに設立されたレッドブル・パワートレインズが運用するホンダのパワーユニットのテクノロジーを引き続き使えることになり、嬉しく思っている。PUを組織内で運用するためのインフラを整えることで、レッドブルは独立性とパフォーマンスの両面で、新たなレベルに入る」
「そして来年からのPU開発凍結に合意してくれたFIAとFOM、そして全てのチームに感謝したい。この結果は、2025年に次世代のエンジンが導入されるまで、レッドブルとアルファタウリにとって、最良の解決策だと信じている」
「またホンダが昨シーズン、できる限り最高の結果を達成するために動いたことは、大きな刺激となっている」
なおレッドブル・パワートレインズが2022年に運用するPUも、ホンダが開発を行ない、2022年シーズン開幕前に引き渡す予定になっている。
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