速報ニュース

F1 Bahrain March testing

ホンダF1新骨格パワーユニット始動。初日はトラブルフリー……田辺TD「良い初日だった」

新骨格のF1パワーユニットを投入したホンダ。田辺豊治F1テクニカルディレクターは、テスト初日は「良い1日だった」と語り、今後もその評価を進めていきたいと語った。

田中 健一

公開日時: 2021/03/13 0:48

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1プレシーズンテストの初日、ホンダ製パワーユニット(PU)搭載勢は、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録しつつ、出走全車中最多の139周を走行。さらにアルファタウリも、午前中に走ったピエール・ガスリーが74周、午後に走行した角田裕毅は燃料システムにトラブルが発生したものの37周を走り、ふたり合計111周を走破した。いずれも、順調に走行距離を重ねることができたと言えるだろう。

 ホンダは今季使用するPU”RA621H”を、昨年モデルのPUから大きく変更。骨格を変えたということが明言されている。

 これについてホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、次のように語った。

「新骨格というだけのことはあって、色んなところが変わっています。中も外もです」

 田辺テクニカルディレクターはそう語った。

「昨年までのPUで言うと2017年から同一骨格で、その中で学んだモノを入れながら、パフォーマンスを上げるためにエンジン(ICE)としては燃焼系の進化を取り入れてきました。その中で、燃焼室のここを変えないと、これ以上のパフォーマンスは出せない、燃焼効率が上がらない、パワーも出ない、というところが見えてきました」

「そういう意味では燃焼室の形状に寄与するヘッド周りが、新しいレイアウトで設計されています」

 また山本雅史F1マネージングディレクター曰く、MGU-HもICEの変更に併せて変更されているという。

 そんな新型PUだが、走行初日は前述の通りトラブルフリー。様々なデータを蓄積できたようだ。

「角田選手のマシンに燃料システムの問題が出た以外にはトラブルフリーでした。PUに関しても色々な計測ができましたし、今年のクルマのベースとなるデータを取ることができました」

 そう語る田辺テクニカルディレクターだが、その信頼性を完璧に把握することは、このテストでは難しい。なぜなら、今季はプレシーズンテストが僅か3日しかないからだ。

「事前にテストをすればするほど、信頼性や最適化の面で熟成させることができます。しかし、今年与えられたテスト期間は3日間しかないです。とはいえそれはどのチームも同じなので、その3日間をいかに有効に、知恵を絞って開幕戦に向けてやっていくか……ということです。6000km走るのはまず不可能ですから」

「とはいえ例年の寒いバルセロナではなく、暑いバーレーンでテストができたことで、クーリングの素性を見られました。それは大きなメリットでした」

「そういう意味では良い形で初日を終えることができました。この先の2日間も良いペースで走って、それをテストベンチで使ったPUと比較して、今季23戦を3基のPUで走り切れるようにしたいです」

 なお既にPUのホモロゲーションは完了しており、レッドブル、アルファタウリともに1基のPUで3日間のテストを走り切る予定だと田辺テクニカルディレクターは言う。

「1基のPUで、3日間のテストを走り切る予定です。ホモロゲーションも済んでいるので、とにかく今の仕様を確認していきたいと思います」

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 メルセデス、テスト初日に大ブレーキ……ギヤボックストラブルの原因は「まだ不明」

次の記事 ベッテル、BWTのアンバサダーに就任。今季からピンクのヘルメットを採用

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

田中 健一



ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」

F1

F1

シンガポールGP

10 時間前

ローソン、シンガポールで10ポイント荒稼ぎ……レーシングブルズ”100点”到達「でも、まだ安心できない。今後何が起きるか分からないからね」



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

アロンソ、ホンダ製PUの奇妙な挙動に苦しむ「マシンがサーキットのどこにいるのか、正確に把握できていなかったみたいだ」|F1シンガポールGP

More from

レッドブル



レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」

F1

F1

バーレーンGP

3 時間前

レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」



アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」

F1

F1

シンガポールGP

8 時間前

アップデートで明暗。レッドブルはメルセデスを超えたのか? ラッセル「今はレッドブルが倒すべきチーム」



フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」

最新ニュース



スーパーフォーミュラ、SC絡みで物議のSUGO戦は「反省すべき点あった」と上野社長。FCY導入に向けた現状と課題は

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

5 分前

スーパーフォーミュラ、SC絡みで物議のSUGO戦は「反省すべき点あった」と上野社長。FCY導入に向けた現状と課題は



F1がルワンダと10年契約を締結! 最短で2030年にレース開催へ。アフリカ大陸での開催は1993年の南アフリカGP以来

F1

F1 F1 35 分前

F1がルワンダと10年契約を締結! 最短で2030年にレース開催へ。アフリカ大陸での開催は1993年の南アフリカGP以来



ノリス、土曜日の”致命的ミス”でこってり絞られた? 「もうあんなことしない……チームを失望させた」と態度変える

F1

F1 F1

シンガポールGP

1 時間前

ノリス、土曜日の”致命的ミス”でこってり絞られた? 「もうあんなことしない……チームを失望させた」と態度変える



個人主義なライダーにも団結の時きたる? 「いずれF1同様に協会ができる」と王者マルケス

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

2 時間前

個人主義なライダーにも団結の時きたる? 「いずれF1同様に協会ができる」と王者マルケス

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録