PU交換ペナルティを受ける角田裕毅、メキシコGP初日はロングランに集中「今の所快適!」
F1メキシコGP初日、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、FP2で8番手タイムを記録。しかしグリッド降格ペナルティが決まっているため、ロングランに集中したと語った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が、F1メキシコGPの初日を終え、チームのプレスリリースにコメント。パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティが決まっているため、レースペースに集中したと明かした。
角田はメキシコGPの初日FP1を11番手、FP2を8番手で終えた。特にFP2では、新品のミディアムタイヤを履いてのロングランを敢行。安定したペースで走った。
「今日はとても満足することができました」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「マシンのバランスは良く、FP1からすぐに力強いペースを発揮できていると思います」
ただ角田は、今回のグランプリでICE(内燃エンジン)、TC(ターボチャージャー)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、MGU-H(運動エネルギー回生システム)を新品に交換。これによりグリッド降格ペナルティを受けることとなり、決勝レースを最後尾グリッドからスタートすることが決まっている。
これについてホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「シーズン残りのレースでのパフォーマンスと信頼性を考慮した」と説明している。
角田はこのペナルティを踏まえ、初日の走行に向けたアプローチを変更したと明かす。
「ペナルティがありますから、予選に向けたアプローチはいつもとは少し異なります。しかし、エンジニアの分析に役立てるため、重要なデータをたくさん収集しています」
「予選での1周のペースよりも、主にレースに向けて集中しています。今日は長いロングランを行ない、これまでのところマシンを快適にドライブできています」
この角田のロングランについてチームのチーフ・レースエンジニアであるジョナサン・エドルズも、次のように評価している。
「今週末、ユウキはPUペナルティを受ける必要があったため、グリッド後方からスタートする。そのためレースに向け、ロングランに集中した」
そうエドルズは語る。
「それでも彼は、アタックランでも優れたパフォーマンスを発揮した。マシンに乗った時の自信を築き上げて行くことができたようだ」
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