未定となっていたF1第3戦、ポルトガルGPとしての開催が決定! 2年連続
F1は未定となっていた今季第3戦について、アルガルヴェ・サーキットでポルトガルGPを開催することに決定。同グランプリの開催は2年連続ということになる。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
3月28日決勝のバーレーンGPで開幕する2021年シーズンのF1。開催地未定となっていた第3戦(5月2日決勝)の開催地がポルトガルになることが正式に決まった。
2021年のF1は全23戦の開催を予定。しかし当初開幕戦となる予定だったオーストラリアGPが、新型コロナウイルスの影響により延期されることになったためバーレーンでの開幕となり、その後4月18日にイタリアのイモラ・サーキットで第2戦が開催されることになっていた。しかしその後の第3戦は開催地未定のままであったが、F1は3月5日にプレスリリースを発表し、アルガルヴェ・サーキットでポルトガルGPを開催することを明らかにした。
ポルトガルGPは1996年を最後にしばらく開催されてこなかったが、新型コロナウイルスの影響によりフライアウェイレースがほとんど開催できなかった昨年、その代替開催として実に14年ぶりに開催されることになった。そして2021年シーズンも、同地で2年連続となるポルトガルGPが開催されることになった。
なお昨年は27000人の観客を迎えての開催となったが、今季の観客入場可否については現在検討中。ただ、今後数週間のうちに地元当局によって判断が行なわれる予定だという。
「昨年のレースで大成功を収めた後、F1がポルティマオで再びレースをすると発表できることを嬉しく思う」
F1のCEOであるステファノ・ドメニカリはそうコメントを寄せた。
「我々は、プロモーターとポルトガル政府が、この契約を結ぶために行なった努力と貢献に感謝したいと思う。昨年の我々は安全対策を施して17戦を開催し、困難な時期を過ごしていた何百万人ものファンに、スリル満点のレースを提供できることを示した。そして2021年シーズンに自信を持ち、ワクワクしている」
「今シーズンも安全な形でファンをポルティマオに迎えたいと考えており、その計画の詳細についてはプロモーターと協力している」
ポルトガルの観光局長官であるリタ・マルケスも、今回の決定に際して次のように語った。
「我々の国で大きなイベントを開催することは、観光地としてのポルトガルのイメージ、そして国際的なプロモーションにとって非常に重要です」
そうマルケス長官は語った。
「ですから、2021年にF1が再びアルガルヴェに戻ってくるのは、とても興味深いことです。FIAとF1が、ポルトガルやアルガルヴェ、そしてこのサーキットを信頼し、F1カレンダーの1戦を主催する国としてポルトガルを選択してくれたことに感謝します。そして、それを大成功するために全力を尽くすことをお約束します」
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