ホンダF1、5連勝なるか? 田辺テクニカルディレクター「事前検討を十分に行ない、マシンやPUを最適化していく」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、レッドブルリンク2連戦2戦目のオーストリアGPに向けてコメントを発表。コンディションなどを事前にしっかり検討し、PUを最適化してグランプリに臨むと語った。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、F1オーストリアGPを前にコメントを発表。コンディションを精査、マシンとパワーユニットの最適化を図っていくと語った。
先日行なわれたシュタイアーマルクGPでは、好調なパフォーマンスを発揮したホンダ製パワーユニット搭載勢。アルファタウリのピエール・ガスリーはアクシデントによりリタイアとなったものの、それ以外の3台は入賞。特にレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、最大のライバルであるルイス・ハミルトン(メルセデス)をも寄せ付けず、一度も首位の座を明け渡すことのない完璧な勝利を挙げた。
そのシュタイアーマルクGPから2週連続で行なわれるオーストリアGPだが、舞台は同じレッドブルリンク。そのため、再びレッドブルが速さを見せることが期待される。
「今週は、先日シュタイアーマルクGPが行なわれたオーストリアのレッドブルリンクで、オーストリアGPと名前を変えて再度レースが開催されます。前戦ではフェルスタッペン選手が力強い走りでホンダにとって4戦連続となる勝利を挙げました。さらに、ホンダPUを搭載した2チーム4台のマシンが良いパフォーマンスを発揮できていました」
田辺テクニカルディレクターは、ホンダのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「その良い流れを維持しつつ、レッドブルにとって再びのホームレースに、新たな緊張感を持って臨みたいと思います」
なおオーストリアGPは、シュタイアーマルクGPと比べて気温が低くなるとの予報が出ている。また、持ち込まれるタイヤも、1段階柔らかくなる。シュタイアーマルクGPとの違いにどう適応できるかが鍵となりそうだ。
「今週末は先週より外気温が低くなる予報が出ています。また、先週より1ステップ柔らかいタイヤコンパウンドが適用されるなどの変化もあります」
「どのチームも先週のデータを解析してさらなる戦闘力アップを狙ってくるのは間違いないと思っていますので、我々も今週のコンディションなどを含め事前検討を十分に行った上で、マシンやPUの最適化を進めていきます」
レッドブルはここまで4連勝中で、1991年にアイルトン・セナ(マクラーレン・ホンダ)が記録した開幕4連勝に並んだ。これを5連勝に伸ばせるだろうか?
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