登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
レースレポート

F1スペインGP決勝:2ストップ作戦を完遂、ハミルトンが優勝。フェルスタッペン2位、角田はリタイア

F1第4戦スペインGPの決勝レースが行なわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季3勝目を挙げた。角田裕毅はリタイアに終わった。

Race Winner Lewis Hamilton, Mercedes W12 crosses the finish line

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 2021年F1第4戦スペインGPの決勝レースがカタルニア・サーキットで行なわれた。優勝したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

 例年プレシーズンテストなどの開催地としても使われ、各チームが豊富なデータを持ち合わせているカタルニア・サーキットでの第4戦。今季はターン10の形状が変更されたが、走行初日から中団勢を中心に各車が僅差のタイムを記録し、混戦を予感させた。

 予選でポールポジションを獲得したのはハミルトン。キャリア通算100ポール目という前人未到の偉業を成し遂げた。2番グリッドには今季2勝目を狙うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番グリッドには今季初優勝が欲しいバルテリ・ボッタス(メルセデス)が並んだ。角田裕毅(アルファタウリ)はQ1敗退に終わったため16番手スタートとなった。なおスタートタイヤは、キミ・ライコネン(アルファロメオ)だけがミディアムタイヤで、他19台がソフトタイヤとなった。

 スタートではハミルトンがまずまずの蹴り出しを見せたが、フェルスタッペンがターン1でイン側から鼻先をねじ込み、トップに浮上した。ボッタスはシャルル・ルクレール(フェラーリ)に前に出られて4番手に落ち、トップを争うふたりから置いていかれる格好となった。

 8周目、角田のマシンがターン10出口で突如ストップ。トラブルで早々にレースを終えることとなってしまった。角田はレース後のインタビューで、ギヤボックスに問題があった可能性があると語っている。これによりセーフティカーが出動し、11周目にレースが再開された。

Read Also:

 トップを走るフェルスタッペンと2番手のハミルトンは1秒前後のギャップで息詰まる攻防を見せていたが、先に動いたのはフェルスタッペンだった。24周終了時にピットインし、少しタイヤ交換作業に手間取ったものの、4周遅れで入ったハミルトンの逆転を阻止することに成功した。

Read Also:

 フェルスタッペンの6秒後方でピットアウトしたハミルトンだが、あれよあれよという間にフェルスタッペンとの差を縮めていった。66周のレースが折り返しを迎える頃には、両者の差は1秒前後に。ただフェルスタッペンはホームストレート上でハミルトンにDRSを使われる場面が何度かありながらも、オーバーテイクを許さなかった。

 42周を消化した時点で、2番手のハミルトンが2度目のピットイン。ソフト→ミディアム→ミディアムと繋ぐ2ストップ作戦を採った形だ。フェルスタッペン、ボッタスの後ろ3番手でコースに戻ったハミルトンは前を走るふたりを猛烈なペースで追い上かけていき、52周目にボッタスの前に出ると、その後はミディアムタイヤでステイアウトするフェルスタッペンよりも1周1.5秒〜2秒速いペースで猛追していった。

 そして残り7周、ハミルトンはターン1への飛び込みでフェルスタッペンをオーバーテイク。勝負ありとなった。ハミルトンはそのままトップチェッカーを受け、今季3勝目を手中に収めた。フェルスタッペンはハミルトンに交わされた直後にソフトタイヤに交換し、1分18秒149というファステストラップを記録。2位とボーナス1ポイントを持ち帰った。

Read Also:

 ボッタスはアンダーカットによってルクレールを逆転したものの、今季3度目の3位。未だハミルトンとフェルスタッペンの前でフィニッシュできずにいる。4位にはルクレール、5位にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が入った。

 6位以下にはダニエル・リカルド(マクラーレン)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)と続く。ピエール・ガスリー(アルファタウリ)は終盤にランス・ストロール(アストンマーチン)をオーバーテイクして10位1ポイントを獲得。これで3戦連続の入賞となった。

 

Read Also:

順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度 ポイント
1 United Kingdom ルイス ハミルトン 66 1:33'07.680       25
2 Netherlands マックス フェルスタッペン 66 1:33'23.521 15.841 15.841   19
3 Finland バルテリ ボッタス 66 1:33'34.290 26.610 10.769   15
4 Monaco シャルル ルクレール 66 1:34'02.296 54.616 28.006   12
5 Mexico セルジオ ペレス 66 1:34'11.351 1'03.671 9.055   10
6 Australia ダニエル リカルド 66 1:34'21.448 1'13.768 10.097   8
7 Spain カルロス サインツ Jr. 66 1:34'22.350 1'14.670 0.902   6
8 United Kingdom ランド ノリス 65 1 lap       4
9 France エステバン オコン 65 1 lap       2
10 France ピエール ガスリー 65 1 lap       1

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 ジョビナッツィ、スペインGPは不運重なり15位。ガレージで作業中に新品タイヤのバルブ破損
次の記事 角田裕毅のトラブルは燃料圧力の低下。ホンダ田辺TD「急に異変が起きて、燃料が来なくなった」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本