F1
17勝を挙げ圧倒的強さを見せた2022年のレッドブル。しかし歴史上にはもっともっと強いチームもあった
レッドブルが22戦中17勝を挙げる圧倒的な強さを見せた2022年シーズン。しかし過去の歴史を紐解くと、それ以上に強さを発揮したチームもいくつかある。
編集: 2022/11/28 9:27
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2022年シーズン、レッドブルはマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのコンビで17勝を挙げる圧倒的な強さで、コンストラクターズチャンピオンを獲得した。しかし、この記録はシーズン最多勝ではない。
ここまで70年以上のF1の歴史の中で、最多の勝利数を記録しているのは、2016年のメルセデスである。
同年のメルセデスは、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグのコンビ。そしてこのふたりで、激しくタイトルを争った。このふたりで、21戦中19勝(ハミルトン10勝、ロズベルグ9勝)を挙げ、うちロズベルグがこのシーズンのチャンピオンに輝いた。チームとしての勝率は、90.4%である。
21戦中19勝を挙げたということは、負けたのは2戦のみである。
ひとつ目はスペインGP。1周目にハミルトンとロズベルグがターン4でまさかの同士討ち。これにより揃ってリタイアとなり、この年初めて勝利を逃した。そしてこのレースが、レッドブルに昇格した直後だったフェルスタッペンにとって初勝利となった。
もう1戦は第16戦のマレーシアGP。ロズベルグはスタート直後にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追突されて後方へとポジションを落とし、ハミルトンはエンジンブローでリタイアとなった。ロズベルグは3位までポジションを上げたものの、それが精一杯。2回目の敗戦となった。
この年のメルセデスは、予選でも圧倒的。モナコGPでレッドブルのダニエル・リカルドにポールポジションを奪われたものの、それ以外は全戦でポールポジションを獲得(ハミルトン12回、ロズベルグ8回)。まさに圧倒的な速さだった。
とはいえ勝率だけ言えば、2016年のメルセデス以外の成績を残したチームがある。それが、あまりにも有名な1988年のマクラーレン・ホンダである。
この年のマクラーレンは、アイルトン・セナとアラン・プロストのコンビで16戦15勝(セナ8勝、プロスト7勝)。勝率は実に93.7%を誇った。ポールポジションも15回(セナ13回、プロスト2回)記録している。なお全戦勝利も、全戦ポールポジションの記録も、いずれも阻止したのは当時フェラーリを走らせていたゲルハルト・ベルガーだった。
なお、もうひとつ記録的な強さを見せたチームがある。それは1950年のアルファロメオだ。
F1が世界選手権として制定された初年度、アルファロメオはファン-マヌエル・ファンジオ、ジュゼッペ・ファリーナ、ルイジ・ファジオーリらを擁して参戦。合計6勝を挙げ、ファリーナが初代F1王者に輝いた。ただこの年のF1は全7戦で行なわれたたため、勝利を手にできなかったのは1戦のみ。勝率は85.7%である。
ただアルファロメオが勝利を逃した1戦は、第3戦として組み込まれていたインディ500である。このインディ500には、アルファロメオはエントリーせず。ファリーナもファンジオもファジオーリも参戦していなかった。つまりこの年のアルファロメオは、参戦したレースに限っては勝率100%ということになる。後にも先にも、勝率100%というチームは存在しない……将来、この記録を達成するチームは果たしてあるのだろうか?
■F1歴代年間勝利数記録(コンストラクター)
1. 19勝/21戦/90.4%:メルセデス(2016年)
2. 17勝/22戦/77.2%:レッドブル(2022年)
3. 16勝/19戦/84.2%:メルセデス(2014年)
4. 16勝/19戦/84.2%:メルセデス(2015年)
5. 15勝/16戦/93.7%:マクラーレン(1988年)
6. 15勝/18戦/83.3%:フェラーリ(2004年)
7. 15勝/17戦/88.2%:フェラーリ(2002年)
8. 15勝/21戦/71.4%:メルセデス(2019年)
9. 13勝/19戦/68.4%:レッドブル(2013年)
10. 13勝/17戦/76.4%:メルセデス(2020年)
関連ニュース:
- ホンダの世界一を信じていた……ガスリー、大団円迎えたホンダでのキャリアを振り返る「初めてSakuraを訪れた時、驚いたのを覚えている」
- 自分たちのパワーユニットが勝ったんだ! ホンダ、念願のF1ダブルタイトル獲得を喜ぶ。HRC浅木氏「こんな時が来るなんて、感無量です」
- HRCの渡辺社長、世界に通用するドライバーの輩出は「ホンダとしての使命であり役割」ペレスも参加のHRS特別講義を視察
- マクラーレンの最も印象的なF1マシンの開発物語:マクラーレンMP4/4・ホンダ
- メルセデス代表、ハミルトン&ロズベルグの確執を回顧「彼らには我々の知り得ない歴史的背景があった」
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1引退レースで『招待状』と書かれたTシャツを着用したベッテル、その真意を明かす
次の記事 超高速ジェッダが2023年F1サウジアラビアGPを前にコース再調整。ブラインドコーナー減らし安全性を向上
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
最新ニュース

リンドブラッド、F1ルーキーイヤーは”予想以上”のシーズン前半「夢のような日々を生きている」
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 58 分前
リンドブラッド、F1ルーキーイヤーは”予想以上”のシーズン前半「夢のような日々を生きている」

メルセデス、もうフェルスタッペンに興味ない? 新星アントネッリ出現で必要性減少と元F1チーム代表指摘
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 5 時間前
オランダGP
メルセデス、もうフェルスタッペンに興味ない? 新星アントネッリ出現で必要性減少と元F1チーム代表指摘

圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」
機能
フォーミュラE
ライブテキスト
評価
機能
フォーミュラE 5 時間前
ロンドンE-Prix レース1
圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」

ここで乗らなきゃいつ乗るんだ! ラッセル、2020年メルセデス代役で文字通り無理を通した過去明かす
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 6 時間前
オランダGP
ここで乗らなきゃいつ乗るんだ! ラッセル、2020年メルセデス代役で文字通り無理を通した過去明かす
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録