今週末開催のF1バーチャルGP第3戦。ルクレールら6人の現役F1ドライバーが参戦
今週末に行なわれる『F1 eスポーツ・バーチャル・グランプリ』のの第3戦バーチャル・中国グランプリには、フェラーリのシャルル・ルクレールを含む6人の現役F1ドライバーが参戦することになった。
写真:: Codemasters
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開幕が遅れている2020年のF1。このレースの空白期間に新たなエンターテイメントを提供するべく、F1は当初レースが予定されていた週末に、シムレーシングのイベント『F1 eスポーツ・バーチャル・グランプリ』を開催することを決定した。
今週末にはその3レース目、バーチャル中国GPが開催されるが、同レースには6人の現役F1ドライバーが参戦することになった。
フェラーリのシャルル・ルクレールは、このレースで使われるゲーム『F1 2019』の経験は浅いものの、アルバートパーク・サーキットを舞台に行なわれたバーチャル・ベトナムGPで勝利。中国GPで連勝を狙う。
この他、マクラーレンのランド・ノリス、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ、レッドブルのアレクサンダー・アルボン、ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィのウイリアムズ2人もレースに参加する。
「eスポーツという観点から見れば、前回のバーチャル・グランプリは、これまで開催した中でもっとも成功したイベントのひとつだった。それを再現し、非常に人気あるコンテンツを構築していくことができるのは、素晴らしいことだ」
F1のeスポーツ責任者であるジュリアン・タンはそう語った。
「この不確実な時代に、ファンが楽しみにしてくれるモノを提供できるのは、我々にとってとても重要だ。そのため、今回のように素晴らしいドライバーが参加してくれるのは素晴らしいことだ。前回同様、スリリングで素晴らしいレースになることを願っている」
この他、レーシングドライバーのみならず、他の業界からもビッグネームが参加する。この中には、サッカーチームのレアル・マドリードに所属するゴールキーパー、ティボ・クルトゥワなども含まれる。
ラ・リーガ(スペインのサッカートップリーグ)も現在は新型コロナウイルスの影響で中断されており、クルトゥワはその間に様々なシムレースイベントに参加している。
クルトゥワはアルボンと共に、レッドブルのマシンを駆ってバーチャル中国GPに参戦することになる。
「今週の日曜日に、アレクサンダー・アルボンと共にバーチャルGPでアストンマーチン・レッドブル・レーシングのためにレースをすること、レッドブルのeスポーツ・ファミリーの一員になれることを、本当に嬉しく思う」
そうクルトゥワはコメントを寄せた。
「彼らは僕にいくつかのヒントを提供してくれ、この数週間トレーニングするのを手助けしてくれた。だから今は、レースをするのを本当に楽しみにしている。僕はこのゲームが大好きなんだ。アレックスとは既に何度か対戦しているけど、他のF1ドライバーとレースができるのはとても素晴らしいことだ」
「ここ数週間の練習では、常にグリッドの真ん中くらいにいるから、なんとかポイントを獲得したいと思っている」
『F1 eスポーツ・バーチャル・グランプリ』のバーチャル中国GPは、4月19日(日)の英国時間午後6時(日本時間20日午前2時)から行なわれる。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments