レースレポート
FIA F2 Monaco
F2モナコ:レース1は周冠宇が逃げ切り完勝。佐藤万璃音は終盤にクラッシュ
2021年FIA F2第2戦モナコのレース1は、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げた。
公開日時: 2021/05/21 10:53
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2021年FIA F2第2ラウンドのレース1がモナコのモンテカルロ市街地サーキットで行なわれ、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)がポール・トゥ・ウィンを飾った。
F1同様、2019年以来2年ぶりの開催となったF2モナコラウンド。金曜日はF1の走行こそないものの、午前中にサポートレースが実施された。快晴のモナコは、気温19度、路面温度40度というコンディションだ。
レース1は前日に行なわれた予選の結果を元に、上位10台がリバースグリッドとなる。これにより、ポイントリーダーの周冠宇がポールポジション。フェリペ・ドルゴビッチ(ユニ-ヴィルトゥオーシ)が2番グリッドについた。
30周のレースがスタートすると、周がトップをキープしターン1のサン・デボーテを通過。ドルゴビッチはクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)に交わされ、3番手に落ちてしまった。
オープニングラップに大きな混乱はなかったものの、ロバート・シュバルツマン(プレマ)はマセネーでアウト側のバリアに接触。フロントウイングを破損し、スロー走行でピットへ戻った。フロントウイングを交換し一度は走行再開したものの、結局ピットに戻ってリタイアとなった。
上位3台が徐々に隊列から抜け出し、先頭集団を形成する形となったが、13周目にルンガーのマシン後方から白煙が上がるようになってしまった。ルンガーに接近していたドルゴビッチはトラブルを警戒し距離を取るが、ルンガーはそのまま走行を続けた。
しかし結局、15周目にルンガーはミラボーの退避エリアにマシンを停めてリタイア。これで周は、2番手に上がったドルゴビッチとの差を約5秒とし、ドルゴビッチの4秒後方にロイ・ニッサニー(DAMS)という並びとなった。
周はその後も好ペースでドルゴビッチとの差を広げていったが、25周目に18番手を走っていたジャンルカ・ペテコフ(カンポス)がプールサイドシケイン出口でクラッシュし、セーフティカー(SC)が出動。これで周が築いていた約8秒のギャップが露と消えた。
残り2周のところでSCが解除され、レース再開。周は上手くスタートを決めて首位を守り、危なげなくトップチェッカー。スキを全く見せずに30周を走りきり、今季2勝目を挙げた。2位はドルゴビッチで、ユニ-ヴィルトゥオーシ勢がワンツーフィニッシュを飾った。3位ニッサニーはF2初表彰台獲得となった。
ファステストラップのボーナスポイントは5位フィニッシュのユーリ・ヴィップス(ハイテック)が獲得。タイヤを使いすぎてしまったのか、SC後はダニエル・ティクトゥム(カーリン)に迫られていたが、なんとかポジションを守りきった。
ほとんどオーバーテイクが見られなかったこのレース1だが、最終周のラスカスでマーカス・アームストロング(DAMS)がユアン・ダルバラ(カーリン)のインに飛び込み、多少強引ながらオーバーテイクを完遂。アームストロングはこれで10位フィニッシュとなった。
レース2はレース1の結果を元に、上位10台がリバースグリッドでスタートするため、アームストロングは土壇場のパッシングでレース2のポールポジションをもぎ取った形となった。
18番手スタートだった佐藤万璃音(トライデント)は、1周目を17番手で終えた。その後は我慢のレースとなり、SC解除後の28周目にサン・デボーテでクラッシュ。無念のリタイア(19位完走扱い)となった。
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順位 ドライバー チーム 周回数 タイム 差 前車との差 ポイント 1 チョウ グアンユー
ユニ-ヴィルトゥオーシ 30 - 15 2
フェリペ ドルゴビッチ
ユニ-ヴィルトゥオーシ 30 2.300 2.300 2.300 12 3
ロイ ニッサニー
DAMS 30 5.900 5.900 3.600 10 4
ラルフ ボシュング
カンポス 30 7.400 7.400 1.500 8 5
Jüri Vips
ハイテック 30 11.000 11.000 3.600 6 6
ダニエル ティクトゥム
カーリン 30 11.400 11.400 0.400 4 7
テオ プルシェール
ARTグランプリ 30 13.200 13.200 1.800 2 8
オスカー ピアストリ
プレマ 30 15.200 15.200 2.000 1 9
リアム ローソン
ハイテック 30 17.500 17.500 2.300 10
マーカス アームストロング
DAMS 30 18.900 18.900 1.400 フルリザルトを見る
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