コース上をしっかり走りなさい! ハンガロリンクでもトラックリミットを厳格に取り締まり
FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシは、今週末に行なわれるF1ハンガリーGPで、トラックリミットを厳格に取り締まることを発表した。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
今週末に開催されるハンガリーGP。今季開幕から、3連戦目となる。木曜日の朝にはチームに対してイベントノートが発行され、このレースに向け、昨年にはなかったトラックリミットが厳格に取り締まられる場所が増やされたことが明かされた。
このトラックリミットに違反すると、フリー走行や予選では、ラップタイムが抹消される可能性がある。またレースでは複数回トラックリミット違反を繰り返すと、白黒旗(警告)が出される可能性がある。
なおこのトラックリミットを違反したかどうかは、検出ループによって自動的に記録される。この制限が設けられるのは、ターン4、11、12の出口である。
「コースを離れ、ターン(4、11、12)の出口で赤白の縁石を越えると、あらゆるフリー走行およびレース中に記録された当該のラップタイムは、スチュワードによって無効化されることになる」
「マシンが赤白の縁石の背後を通過する度に、公式のメッセージングシステムを介して、チームに通知が送られる」
「ドライバーはレース中に3回ターン4、11、12で赤白の縁石を乗り越えた場合には白黒旗が示され、それ以上トラックリミットを違反した場合には、スチュワードに報告される」
「誤解を避けるため、これは各コーナーで3回ではなく、全コーナー合計3回のトラックリミット違反ということを意味する」
マシは、さらに次のように付け加えた。
「上記に記述した全ての場合において、ドライバーは安全に合流できる場合にのみ、コースに復帰することができる。また、アドバンテージを得ることがあってはならない」
「上記の要件は、(他のドライバーなどによって)コースから追い出されたと判断されたドライバーに対しては、自動的には適用されない。そのようなケースは、それぞれ個別に判断されることになる」
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