フォーミュラE、2022-2023シーズンの暫定スケジュール発表。インド、ブラジルが新開催へ
フォーミュラEは2022-2023シーズンの暫定カレンダーを発表。新たな開催地として、ブラジル・サンパウロとインド・ハイデラバードが加わっている。
写真:: Simon Galloway / Motorsport Images
フォーミュラEは2022-2023シーズンの暫定スケジュールを発表。ブラジル、インドでの新規開催が組み込まれた。
発表された来季の暫定スケジュールでは、開幕戦は1月14日となっている。なおシーズン9はこれまででも最大となる13戦18レースが現在予定されているが、2月25日、3月11日、6月24日の開催予定に関してはまだ未定となっている。
開幕戦はこれまでサウジアラビアのディルイーヤで行なわれることが恒例となってきたが、シーズン9ではメキシコシティがオープニングラウンドに設定されている。ディルイーヤePrixは第2戦にダブルヘッダーで行われる予定だ。
そして、第3戦には新規開催となるインドでのハイデラバードePrixが予定されている。さらに第6戦には、同じく新規開催となるブラジルのサンパウロePrixが開催される予定だ。
3戦が未発表となっているが、候補のひとつとして南アフリカ共和国のケープタウンが挙げられている。ケープタウンでのレースは2021-2022シーズンにも開催を見込んでいたが、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。
フォーミュラEのCEOであるジェイミー・ライグルも、5月の段階でmotorsport.comに対し南アフリカでの開催を期待するコメントを残している。
「ケープタウンについてだが、我々は署名しており、そのことは公開されている。今年(シーズン8)は開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されてしまった。彼らは工事を始めており、プロセスも進行中だ」
「私はこのビジネスで”絶対”ということは言わないと学んだ。しかしケープタウンでは(レースが)行なわれるべきだ」
フォーミュラEの共同創設者兼チャンピオンシップオフィサーである、アルベルト・ロンゴも、ケープタウンをスケジュールに含めることが、シリーズに残る議題だと認めている。
「フォーミュラEシーズン9のカレンダーは、これまでで最もダイナミックかつ大規模なレーススケジュールとなっており、開始させるのが待ちきれない」
「ハイデラバードとサンパウロでのePrixによって、電気自動車によるストリートレースの世界的な可能性をさらに押し広げることとなる。そしてディルイーヤ、メキシコシティ、ベルリン、モナコ、ローマそしてロンドンやジャカルタ、ソウルといった大人気のレースはカレンダーに定着している」
「我々は今年後半のスケジュールのアップデートの際、ケープタウン、そしてアメリカでのレースを含めるべく努力を続けている」
2022-23 フォーミュラE暫定スケジュール
1月14日 ブラジル/メキシコシティ
1月27~28日 サウジアラビア/ディルイーヤ*
2月11日 インド/ハイデラバード
2月25日 TBD
3月11日 TBD
3月25日 ブラジル/サンパウロ
4月22日 ドイツ/ベルリン
5月6日 モナコ
5月20~21日 韓国/ソウル*
6月3~4日 インドネシア/ジャカルタ*
6月24日 TBD
7月15~16日 イタリア/ローマ*
7月29~30日 イギリス/ロンドン*
*:ダブルヘッダー
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