骨折負傷のマルケス、最短復帰は8月初旬。チームは次戦の代役を立てず
レプソル・ホンダは、右上腕を骨折したマルク・マルケスの代役を立てずに今週末のMotoGPアンダルシアGPを戦うことを決めたようだ。
写真:: MotoGP
MotoGP第2戦スペインGP決勝で転倒を喫し、右上腕骨を骨折してしまったマルク・マルケス。スペインGPと同じく、ヘレス・サーキットでの連戦となる第3戦アンダルシアGPが週末に迫っているが、レプソル・ホンダはマルケスの代役を立てずに戦うようだ。
マルケスはスペインGPの22周目、ターン3でハイサイドを起こし激しくクラッシュ。身体を強打した彼は、検査の結果右上腕骨を骨折したことが分かった。
レース翌日の20日(月)にバルセロナの大学病院へと移ったマルケスは、21日に手術を受ける予定となっており、アンダルシアGPは欠場することになるだろう。
マルケスは第4戦チェコGP(8月9日決勝)での復帰を望んでいるが、マルケスの担当医師であるザビエル・ミールは、骨折により橈骨神経が損傷していた場合、回復がさらに3~4週間遅れることになると認めている。
ミール医師は、ラジオ・カタルーニャに次のように述べた。
「マルクは(今週末の)ヘレスは欠場するだろう。ブルノで走れるようになることが目標だ」
「神経に影響がなければ、骨折を安定させ(復帰までの)期限を短縮することができる」
motorsport.comの調べによると、レプソル・ホンダはアンダルシアGPでマルケスの代役を立てず、ルーキーでマルケスの弟であるアレックス・マルケス1台のエントリーとすることを選んだようだ。
2013年に最高峰クラスに昇格したマルケスが、怪我によって欠場を余儀なくされたのは今回が初めてだ。
ホンダ陣営では、カル・クラッチロー(LCRホンダ)もウォームアップでのクラッシュにより、左手の舟状骨を骨折。21日に手術を行なう予定となっているが、アンダルシアGPには出場したいと本人はコメントしている。
アレックス・リンス(スズキ)も予選でクラッシュし、右肩を骨折・脱臼してしまっており、クラッチローやリンスがアンダルシアGP出場を望む場合、週末前にレースができる状態か検査を受けることになる。
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