ルクレール、フェラーリの見事な復活を称賛。「この2年、信じられないほど困難だった」
シャルル・ルクレールは、F1開幕戦バーレーンGPでフェラーリがワンツーフィニッシュしたことについて、苦しかった2年間の反省を活かす、完璧な成果だったと語った。
写真:: Steven Tee / Motorsport Images
F1開幕戦バーレーンGPは、ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)からの複数回のアタックをしのぎ優勝。ファステストラップのポイントも獲得する、完璧なレースを見せた。
さらにレース終盤、フェルスタッペンとセルジオ・ペレスが相次いでトラブルに見舞われ、レッドブルはダブルノーポイント。これで3番手にいたカルロス・サインツJr.が2位フィニッシュし、フェラーリは望外のワンツーフィニッシュを果たした。
2019年のシンガポールGP以来の勝利およびワンツーフィニッシュを果たしたフェラーリ。2020年はコンストラクターズランキング6位と低迷していたチームにとって、素晴らしい復活だと言えるだろう。
ルクレールは、新しいF1技術レギュレーションとグラウンドエフェクトカーへの移行に備えたフェラーリの仕事を称賛した。
「とても幸せだ」とルクレールは語った。
「何度も言うけど、この2年間はチームにとって信じられないほど大変な時期で、今回が大きなチャンスになると思っていた」
「ポールポジション獲得、ファステストラップ、カルロスとの1-2という最高の形でスタートできた」
「この2年間、僕らを支え続けてくれたみんなに感謝している。簡単なことではなかったけど、トップに返り咲くことができたのは信じられないくらい素晴らしいよ」
サインツJr.は「シャルル、フェラーリおめでとう」と付け加えた。
「フェラーリはカムバックした。それもワンツーという形で、チームがいるべきところに戻ってきたんだ」
ルクレールは、レース終盤にセーフティカーが出動したことについて「望んでいなかった」と認めたが、フェルスタッペンを倒してレースに勝てたことに誇りを感じているようだ。
「素晴らしいリスタートができたから、少し余裕ができた。それで、レースを最後までコントロールできたんだ」
サインツJr.は、リスタート時にフェルスタッペンがマシントラブルで苦しんでいるのを見て、フェラーリにとって最高の結果を出すことができると感じたと明かした。
「リスタートでは、シャルルとマックスの後ろでとてもきれいにリスタートできたから、僕には力強いチャンスがあったんだ」
「正直に言って、彼(フェルスタッペン)はうまく守っていた。そして突然、彼のリヤライトが(出力低下を意味する)点滅したのが見えた。それで『よし、これはチャンスだ』と思い、狙ったんだ」
「彼は不運だった。今日は2位を獲得できるほどいい走りをしていた。僕もいい走りをしたけど、彼はリタイアせざるを得なかった。それが現実なんだ。フェラーリにとってはいいことだった」
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