VR46、ベッツェッキを2023年も継続起用。今シーズンはルーキーながら表彰台も獲得
MotoGPに参戦するVR46は2023年シーズンもマルコ・ベッツェッキを継続起用すると正式に発表した。
写真:: Media VR46
バレンティーノ・ロッシがオーナーを務めMotoGPに参戦中のVR46は、2023年シーズンにマルコ・ベッツェッキを継続起用すると正式に発表した。
ベッツェッキは2022年シーズンにMotoGPへデビューしたばかり。ただルーキーにもかかわらず、オランダGPでは2位で初表彰台を獲得するなど、速さを証明していた。
そんなベッツェッキは2023年シーズンも継続は確実と見られていたが、まだ発表は行なわれていない状況だった。
そして9月8日、サンマリノGPを終えたVR46はベッツェッキの継続起用を発表した。
なおベッツェッキは2年契約を結んでいたため、今回はその契約をしっかりと履行した形となる。ベッツェッキは今回の発表に際し、次のようにコメントを寄せた。
「昨年結んだ契約は2年間のモノだったけれど、それを確認し、発表することができ嬉しく思う。2023年も Mooney VR46 RacingTeamで走り続けるよ!」
「チーム、そして個人的に支えてくれる人達と、常に僕を支えてくれるVR46アカデミーやVR46ファミリー、バレンティーノのカラーを纏えることを誇りに思う」
「ここ数年で構築してきた技術スタッフやメカニックチームは、Moto2や他の役割からきた技術者も多く、様々な面で“ルーキー”だった。でもここまでやってきたことに、完全に満足している」
「来年のことを考える前に、2022年シーズンの残るレースに集中し続けて、MotoGP1年目を可能な限りベストな成績でフィニッシュしていきたい」
今シーズン、ベッツェッキは他のルーキーライダーを圧倒している。今年のルーキーはテック3のレミー・ガードナーとラウル・フェルナンデス、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(グレシーニ)、ダリン・ビンダー(RNF)、そしてベッツェッキの5名。しかしベッツェッキは他の4名と比較して多くのポイントを獲得しており、68ポイントでランキング14位となっている。
MotoGPクラスで来季のライダーが未定となっているシートは、あとはVR46、LCRホンダ、テック3の3席。
VR46はルカ・マリーニを継続起用すると見られており、LCRホンダの中上貴晶のシートには小椋藍がMoto2から昇格する見方があったが、現在では中上残留だと見られている。またテック3もMoto2からアウグスト・フェルナンデスを昇格させる予定だと判明している。
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