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MotoGPミサノテスト|各メーカーが2023年向け新型マシンのテスト実施。トピックスまとめ

MotoGPのミサノ公式テスト2日目が行なわれた。テストはこれが最終日となるが、最速タイムを記録したのはヤマハのファビオ・クアルタラロだった。

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

写真:: MotoGP

 MotoGP第14戦サンマリノGP終了後、ミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでは2日間の公式テストが実施。7日(水)のテスト2日目はファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が最速タイムを記録した。

 このミサノテストでは多くのメーカーが、2023年シーズンに向けたプロトタイプマシンが持ち込み、テストを重ねている。

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 2日目のタイムはクアルタラロがトップ、2番手にフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ/+0.118秒)、3番手にマーベリック・ビニャーレス(アプリリア/+0.135秒)という並びだが、テストである以上その内容に注目すべきだろう。

■ホンダ/マルク・マルケスの復帰

 今回のミサノテストでは、右腕上腕骨折に対する4度目の手術を受け欠場が続いていたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が参加し、約100日ぶりとなるMotoGPマシンのライディングを行なった。

 1日目は午前中のみ参加となっていたが、2日目は午前・午後ともにセッションへ参加。確実に走りを改善しており、初日は1秒以上あったギャップも縮小。2日目タイムはトップのクアルタラロから0.588秒差の13番手となった。

 ホンダ勢としてのテスト作業は、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)が2022年限りでチームを離脱することもあり、マルク・マルケスと中上貴晶(LCRホンダ)が主に担当。アプリリアが先鞭をつけた段差付きのカウルテストや、シャシーのテストを行なった。

 またテストライダーのステファン・ブラドルは新スイングアームもテストしている。このスイングアームはホンダ製ではなく、Moto2クラスのシャシービルダーとして最大勢力となっているカレックス製となっていることが特徴だ。

■ヤマハ/最高速改善しテスト順調

 ヤマハはテスト初日から引き続き、新型エンジンやシャシー、カウルをテスト。特に新エンジンはこれまでライダーが訴えてきたパワー不足の改善を進めている様子だ。

 実際、クアルタラロはスピードトラップではホルヘ・マルティン(プラマック)に次ぐ298km/hで2番手につけている。そしてライダーによると加速でも進歩があったという。

 チームマネージャーのマッシモ・メレガリは「ヤマハにとってこの3年間で最高のテストだった。2023年型エンジンは正しい方向に進んでいる」とコメント。手応えを伺わせた。

■ドゥカティ/テストは小規模

 ドゥカティは今回、小規模なテストとなった。テストライダーのミケーレ・ピッロが2023年型エンジンのプロトタイプを試していた。その他ではスタート時のクラッチミート改善を試みるデバイスや、2種類のシャシーのテストなどで、2日目にはファクトリーチームもセッションを早めに切り上げている。

■KTM/ダニ・ペドロサが新型をテスト

 KTMはテストライダーのダニ・ペドロサを筆頭に、2023年型マシンのプロトタイプをテストした。ただ外見から分かる変化は大きくなく、既存のパッケージを最適化することに集中していたようだ。

■アプリリア/エスパルガロが転倒

 アプリリアはテスト初日に2種類の仕様のRS-GPを用意し、テストライダーのロレンソ・サヴァドーリを含めてこれをテスト。彼らが取り組んでいた問題の一つに重量配分があったと見られている。

 なおテスト2日目の午前中の走行ではタイトルを争っているアレイシ・エスパルガロがターン13で転倒を喫してしまった。この結果、左手小指に微小骨折を負ってしまったが、手術の必要は無く、来週末行なわれるアラゴンGPへも出場できるという。

■スズキ/エガーターがMotoGPマシンをライディング

 スズキは2022年限りでMotoGPを撤退するがテストには参加。ただ開発面では注目点は多くない。

 今回のテストでは、ジョアン・ミルが負傷欠場中ということもあり、ドミニク・エガーターが1日目にスズキから参加した。エガーターはサンマリノGPと併催で行なわれたMotoEワールドカップでチャンピオンに輝いており、その”ご褒美”としての参加だったが、最終的に1分33秒907のタイムをマークしている。

 
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