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マクラーレン、予算の危機でマシン開発作業に”ハンドブレーキ”「我々だけではないことを祈る」

マクラーレンは予算上限に関する懸念から、現時点ではマシン開発において”ハンドブレーキ”をかけていると明らかにした。

Lando Norris, McLaren MCL36, with aero paint applied

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 インフレや輸送コスト高騰などの影響で、各F1チームの予算が危機的な状況に陥りつつある中、どう問題に対処するのが最善か議論が続いている。その結論が出るまで、マシン開発に費用をかけづらい状態となっているチームもあるようだ。

 マクラーレンは、すでに今季の予算上限を突破しそうだと認めており、チームが直面する問題に対処するためにF1が何をするのかを知るまでは、さらなる支出をするリスクをより意識しているようだ。

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 チーム代表のアンドレアス・ザイドルは、マクラーレンがこれ以上、今季マシン『MCL36』の開発作業を中断したことを明らかにした。

「主にコスト面での制約から、さらなる開発に関してハンドブレーキをかけなければならなかったのが、我々だけではなかったことを祈っている」

 そうザイドルは今季マシンの開発作業について説明した。

「最近は風洞の時間がさらに制限されているから、時間の使い方には本当に注意しなければならないんだ」

 グリッド上の多くのチームと同様、マクラーレンも主要な開発は一時停止しているものの、現在のマシンをより理解し、微調整を加えることでよりペースを引き出せると考えている。

 ザイドルは「現時点でのメインは、やはり今のパッケージからもっとパフォーマンスを引き出そうとすることだ」と語った。

「そのうえでシーズン中にどのような、たとえば小さな小さな変更を加えることができるのかを見極める必要がある」

 マクラーレンはプレシーズンテストで発生したブレーキトラブルで躓いたあと、順調にパフォーマンスを上げている。

 レッドブルやフェラーリが抜け出し、その次のポジションをメルセデスが固めているため、マクラーレンがコンストラクターズランキングトップ3に食い込むのは難しいように見えるが、4番手のポジションをキープするポテンシャルはあるようだ。

 ザイドルは、今季のマシンは昨年よりもはるかに優れたパッケージを持っていると感じており、低速コーナーでのパフォーマンスなど、チームにとっての弱点を改善したと主張した。

「昨年の弱点であった低速域などについては、良い方向に進んだと思う」

「あらゆるサーキットに対応できるマシンになったと確信している。でも同時に、このクルマはまだ新しいので、サーキットごとに振れ幅が大きく、異なるクルマとの戦いになるんだ」

「ある週末は3番手、4番手だったのが、次の週には予選で7番手になったりする」

「また我々自身のことを考えれば、今シーズンは浮き沈みが激しいと思う。そして、メルボルンとイモラの週末は本当に強かった。そしてパフォーマンスの面で、モナコで好調だった前よりも、さらに難しい週末が待っていたんだ」

「もっと安定して中団上位に食い込めるように改善しなければならない」

 
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