F1
メルセデス、マシンの”大幅変更”の可能性を認める。一方で「一朝一夕にできることではない」
メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、チームが問題を抱えたW14の「根本的な変更」を検討していることを示唆した。

Adam Cooper
編集: 2023/03/10 9:01
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

メルセデスは、2023年シーズンのマシンである『W14』を劇的に変更することを検討しているようだ。
チーム代表のトト・ウルフは新車発表会の段階で、サイドポンツーンのアップデートを実施することを示唆していたが、開幕戦バーレーンGPのパフォーマンスが不本意なモノとなったことで、ウルフはマシンコンセプトが機能していないとして、変更することを検討すると語った。
関連ニュース:
ショブリンは、メルセデスが公開した動画の中でチームはサイドポンツーンの変更以外にも目を向ける必要があることを認めた。
「サイドポンツーンのデザインについて、人々はコンセプトという言葉を使う傾向がある」
「そしてトトは最近、今後数レースでの修正を検討していると話していた」
「前との差を考えるともちろん、より大きく過激な変更を検討することになる。しかしそうした変更は、一朝一夕にできるものではない。より速い解決策を風洞で見出すのには時間がかかるし、ジオメトリーの大きな変更には多くの開発が必要なのだ」
「もちろん、我々はマシンのどこを改良できるか探しているし、今後数レースで目に見える変化が現れるだろう」
バーレーンで学んだことは何かと聞かれたショブリンは、特にタイヤマネジメントを含め、多くの面でチームは追い上げなければならないと強調した。
「結局のところ、やるべきことがたくさんある」
「予選でのギャップはかなり大きく、トップとは0.5秒以上の差があったし、レースではそれがさらに大きくなった」
「タイヤデグラデーションが起きると、スライドが激しくなり、タイヤが高温になり、コントロールが難しくなる」
「中でも特に重要なのは、昨年の強みだったロングランでのデグラデーションに対応することだ」
「明らかに、何かが正しい位置にない。それを改善する必要があるが、上位とのパフォーマンス差にも対応しなければならない。クルマの素のペースが十分ではないのだ」
「短期的、中期的に何ができるかを理解して、より良い状態に持っていくために今、懸命に取り組んでいるところだ」
ショブリンは、今シーズンの不本意なスタートに対してチームは上手く対応していると語った。
開幕戦の週末からポジティブな要素を見いだせるかという質問に対して「チームが上手く機能しているのを見るとそう思う」と彼は答えた。
「2022年のシーズンの後では、このような困難なスタートは望んでいなかったはずだ」
「でも、みんながその問題をすぐに認めた。我々の前にはつらい旅路が待っているが我々はマシンを改善し、再び上位に食い込むことに全力を尽くしている」
「ドライバーたちもそれに賛同してくれていて、クルマの開発・改良にとてもよく協力してくれている」
「我々の前に立ちはだかる課題に対して、誰もがとても正直で、自分たちの現状と前進するために何が必要かをとても謙虚に考えている。現在のパフォーマンスに満足していないため、解決策を見つけることに全力を注いでいるのだ」
「それで十分ではないことは分かっているが、改善するために全力を尽くす」
関連ニュース:
- F1分析|レッドブルの圧倒的レースペースを分析。デグラデーションが大きい、フェラーリやメルセデスでは太刀打ちできない?
- 今年も苦戦のハミルトン、メルセデスとの間に亀裂? 「話聞いてくれなかった」と示唆もウルフ代表は「団結」アピール
- 2位じゃダメなんです。メルセデスF1のラッセル、勝利のためシーズンを”犠牲”にする覚悟アリ「勝者以外は忘れられる」
- メルセデス、ついに白旗? ウルフ代表、独自コンセプトの破棄を示唆「どの方向性を目指すかを決めなければ」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 アルピーヌ代表、アストンマーチンはまるで「2014年のフォースインディア」それでもランキング4位を諦めず
次の記事 フェラーリF1、車両コンセプト責任者サンチェスが突然の離脱。新シーズン開幕直後に技術サイドで新たな混乱
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
最新ニュース

ラズガットリオグル、母国トルコのMotoGP復活に向け自ら動く「2028年にMotoGPを呼び戻せる可能性がある」
MotoGP
MGP MotoGP 35 分前
ラズガットリオグル、母国トルコのMotoGP復活に向け自ら動く「2028年にMotoGPを呼び戻せる可能性がある」

インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
3 時間前
インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」

”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」
F1
F1 F1
バーレーンGP
4 時間前
”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
7 時間前
MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録