速報ニュース
F1
モナコ拠点の新F1チーム、プロジェクトは依然進行中。参入金”200億円”は減免へ?
2022年以降のF1レギュレーション改定に合わせて新規参戦を目指しているモナコ・F1レーシングチームは、F1側が参入障壁となっている巨額の納入金減免の可能性についてて言及したことを歓迎する姿勢を示した。

Luke Smith
編集: 2021/02/10 7:53
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2021年からのF1参入を目指していることを2019年の10月に発表した、カンポス・レーシングとMonaco Increase Management(MIM)が提携する新F1チーム。そのプロジェクトは依然として進行中であり、F1側と本格的な議論が進められていることが明らかになった。また発表された声明で、F1参入時に必要な支払いが免除される可能性について歓迎の意向も明かした。
この新チームはモナコF1レーシングチームと呼称されており、前述の通り当初は2021年からのF1参戦開始を目指していた。2021年からF1のテクニカルレギュレーションは大きく変更され、予算を制限するファイナンシャルレギュレーションも新たに始動する予定だったため、新規参入するには絶好のタイミングだと見られていたのだ。
当時このプロジェクトを主導するMIMの創設者でありカンポス・レーシングの共同オーナーでもあるサルバトーレ・ガンドルフォは「FIAが求める、財政的な堅牢さ」を確保できていると主張し、F1参入実現に向けた自信を語っていた。しかしF1側は即座に「真剣な交渉が行なわれていることはない」としてこの可能性を否定。その後プロジェクトの進捗も、あまり伝わってこなかった。
Read Also:
この間に、世界中に広がった新型コロナウイルスにより、F1にも大きな影響が及んだ。各チームはこれにより財政的な危機に直面したため、新たなテクニカルレギュレーションの導入は2022年に後ろ倒しされることになった。ただファイナンシャルレギュレーションについては、当初の予定通り2021年から導入されている。
また今年からF1のCEOを新たに務めることになったステファノ・ドメニカリは、新規参戦の可能性について話し合いが行なわれていると言及。さらに今シーズンから効力を発するコンコルド協定で定められた、新規チームが参入する際に既存チーム対して支払う必要のある合計2億ドル(約210億円)も、条件付きで減免する可能性があるとも示唆した。
Read Also:
2月8日(月)、これに応じる形でガンドルフォが声明を発表。依然としてF1参戦を目指していることを認め、巨額のエントリーフィーが免除される可能性について歓迎した。
「今モナコ・F1レーシングチームと呼ばれるプロジェクトは、2019年という早い段階で、F1の統治機構と参入の可能性について積極的な議論を始め、それに応じて構造を作り上げ、当初は2021年に導入予定であり、現在は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で導入が延期されている新しいテクニカルレギュレーションの可能性を実現した最初のプロジェクトだった」
「我々はF1の新CEOであるステファノ・ドメニカリが最近になって発した声明は、新規参戦チームに課される2億ドルのエントリーフィーを免除する可能性を示唆したものであると信じており、それは正しい方向に向かう第一歩だと考えている」
「我々はステファノ、そしてFIAのオープンな姿勢に感謝しているし、我々の申請を完了させるために必要な措置を取る準備はできている」
なお2019年の彼らの発表によれば、現在フォーミュラEに参戦中のパスカル・ウェーレインや現在インディカーに挑戦中のアレックス・パロウらがドライバーの候補だとされていた。またアドバイザーには、フェラーリやスーパーアグリなどのF1チームでも活躍したダニエル・オーデットが就任する可能性があることについても言及されていた。
このモナコF1レーシングチームの参入が実現すれば、2016年に参戦をスタートさせたハース以来の新F1チーム誕生ということになる。
Read Also:
- 新興チーム唯一の生き残り、ハースF1誕生の裏側。キーパーソンは現代表のシュタイナー
- “超複雑な”パワーユニット、新規参入のハードル高すぎ? 元B.A.R代表が警鐘
- F1の予算上限引き下げは、メーカーの新規参入を促す? ハース代表が期待
- F1テレビ視聴者数、コロナ禍の2020年でも微減に留まる「これがF1の強み」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ハミルトン、F1イタリアGP痛恨ペナルティの裏側。担当スチュワード「説明すれば分かってくれる」
次の記事 フェラーリF1、リスク覚悟の”革新的”パワーユニットを2022年から使用へ?
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Luke Smith

没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」
F1
F1 2024/05/01
没後30年。アイルトン・セナとホンダの”絆”を、マネージャーの言葉で振り返る「彼はホンダに対して誠実だった」

”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役
F1
F1
Aston Martin Silverstone Shakedown
2023/02/20
”要求の厳しい”アロンソ。投資進むアストンマーチンF1を成長させるための絶好の配役

ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
F1
F1 2023/02/19
ハミルトン、ハリウッドF1映画のプロデューサーとして演者オーディションに参加。ブラッド・ピットの共演者は多様性重視
最新ニュース

パワーが足りない……アストンマーティン・ホンダはF1イタリアGP予選で最下位。アロンソ「予想通りだったから特に悔しくはないよ」
F1
F1 F1
イタリアGP
27 分前
パワーが足りない……アストンマーティン・ホンダはF1イタリアGP予選で最下位。アロンソ「予想通りだったから特に悔しくはないよ」

ピエール・ガスリー歓喜の初ポールポジション……6年前に初優勝を手にしたモンツァ「ここは本当に特別な場所だ」
F1
F1 F1
イタリアGP
7 時間前
ピエール・ガスリー歓喜の初ポールポジション……6年前に初優勝を手にしたモンツァ「ここは本当に特別な場所だ」

コンマ5秒失っていた……角田裕毅、マシンの問題に見舞われイタリアGP予選でQ1敗退「でも決勝に向けては、まだチャンスがあると思う」
F1
F1 F1
イタリアGP
9 時間前
コンマ5秒失っていた……角田裕毅、マシンの問題に見舞われイタリアGP予選でQ1敗退「でも決勝に向けては、まだチャンスがあると思う」

ピエール・ガスリーが真っ向勝負で強豪下し、歓喜のキャリア初PP獲得! 角田裕毅はマシンに問題Q1敗退|F1イタリアGP予選
F1
F1 F1
イタリアGP
9 時間前
ピエール・ガスリーが真っ向勝負で強豪下し、歓喜のキャリア初PP獲得! 角田裕毅はマシンに問題Q1敗退|F1イタリアGP予選
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録