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モナコ拠点の新F1チーム、プロジェクトは依然進行中。参入金”200億円”は減免へ?

2022年以降のF1レギュレーション改定に合わせて新規参戦を目指しているモナコ・F1レーシングチームは、F1側が参入障壁となっている巨額の納入金減免の可能性についてて言及したことを歓迎する姿勢を示した。

セバスチャン・ベッテル(フェラーリSF90)【47442968】
<a href= "https://jp.motorsport.com/f1/news/monaco-based-start-up-team-still-interested-in-f1-entry/5371066/" ><<この写真が使われている記事に戻る</a>

写真:: Joe Portlock / Motorsport Images

 2021年からのF1参入を目指していることを2019年の10月に発表した、カンポス・レーシングとMonaco Increase Management(MIM)が提携する新F1チーム。そのプロジェクトは依然として進行中であり、F1側と本格的な議論が進められていることが明らかになった。また発表された声明で、F1参入時に必要な支払いが免除される可能性について歓迎の意向も明かした。

 この新チームはモナコF1レーシングチームと呼称されており、前述の通り当初は2021年からのF1参戦開始を目指していた。2021年からF1のテクニカルレギュレーションは大きく変更され、予算を制限するファイナンシャルレギュレーションも新たに始動する予定だったため、新規参入するには絶好のタイミングだと見られていたのだ。

 当時このプロジェクトを主導するMIMの創設者でありカンポス・レーシングの共同オーナーでもあるサルバトーレ・ガンドルフォは「FIAが求める、財政的な堅牢さ」を確保できていると主張し、F1参入実現に向けた自信を語っていた。しかしF1側は即座に「真剣な交渉が行なわれていることはない」としてこの可能性を否定。その後プロジェクトの進捗も、あまり伝わってこなかった。

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 この間に、世界中に広がった新型コロナウイルスにより、F1にも大きな影響が及んだ。各チームはこれにより財政的な危機に直面したため、新たなテクニカルレギュレーションの導入は2022年に後ろ倒しされることになった。ただファイナンシャルレギュレーションについては、当初の予定通り2021年から導入されている。

 また今年からF1のCEOを新たに務めることになったステファノ・ドメニカリは、新規参戦の可能性について話し合いが行なわれていると言及。さらに今シーズンから効力を発するコンコルド協定で定められた、新規チームが参入する際に既存チーム対して支払う必要のある合計2億ドル(約210億円)も、条件付きで減免する可能性があるとも示唆した。

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 2月8日(月)、これに応じる形でガンドルフォが声明を発表。依然としてF1参戦を目指していることを認め、巨額のエントリーフィーが免除される可能性について歓迎した。

「今モナコ・F1レーシングチームと呼ばれるプロジェクトは、2019年という早い段階で、F1の統治機構と参入の可能性について積極的な議論を始め、それに応じて構造を作り上げ、当初は2021年に導入予定であり、現在は新型コロナウイルスのパンデミックの影響で導入が延期されている新しいテクニカルレギュレーションの可能性を実現した最初のプロジェクトだった」

「我々はF1の新CEOであるステファノ・ドメニカリが最近になって発した声明は、新規参戦チームに課される2億ドルのエントリーフィーを免除する可能性を示唆したものであると信じており、それは正しい方向に向かう第一歩だと考えている」

「我々はステファノ、そしてFIAのオープンな姿勢に感謝しているし、我々の申請を完了させるために必要な措置を取る準備はできている」

 なお2019年の彼らの発表によれば、現在フォーミュラEに参戦中のパスカル・ウェーレインや現在インディカーに挑戦中のアレックス・パロウらがドライバーの候補だとされていた。またアドバイザーには、フェラーリやスーパーアグリなどのF1チームでも活躍したダニエル・オーデットが就任する可能性があることについても言及されていた。

 このモナコF1レーシングチームの参入が実現すれば、2016年に参戦をスタートさせたハース以来の新F1チーム誕生ということになる。

 

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