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初勝利挙げた小椋、今季はもっと勝てる? 青山博一監督「彼は”勝ち方”を分かっている」

IDEMITSU Honda Team Asiaは小椋藍が第6戦スペインGPのMoto2クラスで優勝。チームの青山博一監督は、小椋が今後もこうしたチャンスを得られると考えている。

Ai Ogura, Honda Team Asia

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ヘレス・サーキットで開催されたMotoGP第6戦スペインGPのMoto2クラスで、IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍がキャリア初優勝を達成。青山博一監督は小椋が今後もこうしたチャンスを得られると考えている。

 小椋はMoto2スペインGP予選でキャリア初のポールポジションを獲得。先頭からレースへ臨むと一度も先頭を譲ること無くトップチェッカーを受け、世界グランプリでの初優勝を達成した。

 チームを率いる青山博一監督はレース後、チームのプレスリリースに小椋は安定したライダーであり、こうしたチャンスを今後も得て行けるだろうと考えを述べた。

「ついに、小椋選手がグランプリ参戦4年目にして世界選手権初勝利を果たすことができました」

「我々は、彼には勝利するポテンシャルがあることを分かっていました。しかし運がなかったり、様々な理由から、彼はこれまで勝利を挙げることができていませんでした」

「彼は”勝つ方法”を分かっています。そして今年、彼が何度勝てるかは、誰も知りません」

「彼は安定したライダーですし、再び同じようなコトを果たすためのチャンスをもっと得られるでしょう。チームが素晴らしい仕事をしてくれたことにも、満足しています」

 一方で、チームメイトのソムキアット・チャントラは転倒リタイアという結果に終わった。表彰台圏内を争っていただけに、惜しい転倒だったと言えるだろう。青山監督は、次戦フランスGP以降に期待を寄せた。

「その一方で、チャントラは表彰台を争っていましたが、残念なことにクラッシュしてしまいました」

「次戦ではしっかりとフィニッシュすることが求められます。怪我はしていませんし、ル・マンではまた新たなオプションがある。より上手くやるために集中して作業を続けなければなりません。出光、そしてホンダとプロジェクトに関わったすべての人に感謝します」

 
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