MotoGPスティリアFP2:アプリリアのサヴァドーリがトップタイムをマーク。中上、雨のFP2は17番手
MotoGP第10戦スティリアGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムを記録したのはアプリリアのロレンソ・サヴァドーリだった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第10戦スティリアGPのフリー走行2回目が行なわれた。トップタイムはアプリリアのロレンソ・サヴァドーリ。2番手はヨハン・ザルコ(プラマック)、3番手はジョアン・ミル(スズキ)となった。
午前のフリー走行1回目は晴天で行われたが、午後のコンディションは雨の降る中、気温22℃、路面温度24℃でセッションがスタートした。
セッション開始直後真っ先にコースインしたのは雨を得意とするダニーロ・ペトルッチ(テック3)だった。
セッション前半はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が1分32秒841を記録し、ひとまずタイムシートのトップにつけた。
後半になり雨が降り止んだところでコースに向かったのはヤマハのマーベリック・ビニャーレス。ビニャーレスは単独でラップをこなしていった。
その後コースは徐々に乾き始め、ドライのレーシングラインが見えてきたところで各ライダーたちは前半のタイムを更新し始めた。
動きがあったのは残り7分を切ったところだった。ザルコがトップタイムを更新すると直ぐさまフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)がトップを奪った。だがその2人を1分31秒304で抑えたのが、サヴァドーリだった。
その後は区間タイムでトップタイムを更新する速さを示すライダーも見られたが、最終的なタイムには結びつかず、そのままサヴァドーリが自身初となるトップタイムをマークした。
FP1でトップタイムを記録していた中上貴晶(LCRホンダ)は17番手タイム(+2.354秒)でFP2を終えた。
5日(木)に現役引退を表明したバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)はセッション途中に4コーナーでコースアウトする場面も見られ、FP2は22番手(+3.278秒)とタイムを計測したライダーの中では最下位となった。
ロッシのチームメイトで負傷中のフランコ・モルビデリの代役として参戦しているカル・クラッチローは20番手(+2.650秒)だった。
また、今回KTMからワイルドカード参戦しているダニ・ペドロサはセッション序盤に4番手につける場面もあったが、最終的には21番手(+2.650秒)でFP2を終えた。
また初日FP1からFP2の総合トップ10はドライコンディションで行なわれたFP1の上位10名となる中上、ミル、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、アレックス・リンス(スズキ)、ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)、マルク・マルケス、ビニャーレス、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)という並びとなった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Lorenzo Savadori | 19 | 1'31.304 | 170.568 | ||
2 | ヨハン ザルコ | 21 | 1'31.458 | 0.154 | 0.154 | 170.281 |
3 | ジョアン ミル | 18 | 1'31.566 | 0.262 | 0.108 | 170.080 |
4 | フランチェスコ バニャイヤ | 21 | 1'32.182 | 0.878 | 0.616 | 168.944 |
5 | アレイシ エスパルガロ | 12 | 1'32.231 | 0.927 | 0.049 | 168.854 |
6 | アレックス リンス | 18 | 1'32.311 | 1.007 | 0.080 | 168.707 |
7 | アレックス マルケス | 16 | 1'32.445 | 1.141 | 0.134 | 168.463 |
8 | イケル レクオーナ | 20 | 1'32.543 | 1.239 | 0.098 | 168.285 |
9 | マーベリック ビニャーレス | 13 | 1'32.685 | 1.381 | 0.142 | 168.027 |
10 | マルク マルケス | 14 | 1'32.841 | 1.537 | 0.156 | 167.744 |
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