マクラーレン、仕上がりは上々? 「MCL35は“トゲ”の少ないマシン」とノリス
マクラーレンのランド・ノリスは、2020年マシンのMCL35が「“トゲ”が少ない」一貫性のあるマシンであると感じている。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
2019年はコンストラクターズランキング4位と躍進したマクラーレン。今季のプレシーズンテストの総合順位は、ランド・ノリスが最下位に終わったものの、カルロス・サインツJr.が8番手タイムをマーク。このタイムは、チーム別で見ると全10チーム中6番手というものだった。
テストを通して感じたニューマシンMCL35の強みや弱みに関して、ノリスは次のようにコメントした。
「それは何と比べるかによるよ」
「いくつかの領域では、昨年と比べて改善されていて満足している。一方でいくつかの領域では、期待していたよりも改善されなかった」
「今回のテストで最速だったメルセデスと比べると、全てが良くないとも言える。彼らほどの競争力がある分野はないからね」
「そういう厳しい見方をすれば、どこも不十分だと言えるけど、このF1という世界で進歩できているという点では、満足しているよ。もちろん、具体的にどこが進歩したとは言えないけどね」
「でも、マシンの一貫性が良くなったということは言える。前よりドライブしやすいマシンになっているんだ。ピーキーではなくて、“トゲ”が少ないマシン……という感じかな」
「僕たちはまだドライブする時に限界までプッシュをしているので、マシンがスライドしたり大きく動くことはある。でも、より一貫性があってドライブしやすいマシンになっているのは確かなんだ」
2020年シーズン開幕を前にして、マシンにどれくらい満足しているかという質問に対して、ノリスは「まあまあかな」と答え、さらにこう続けた。
「いい感じだとは思う。(プレシーズンテストで)僕たちが遂げた進歩にも満足しているしね」
「風のせいでマシンのフィーリングがどんなものかを知るのが非常に難しかったけど(テスト2回目でノリスが走行を担当した日は強風だった)、満足はしている。少なくともこのマシンの長所と短所については理解していると思う。僕たちが取り組まなければいけないところは明確なんだ」
「そういったもの(短所)がオーストラリアまでにどこまで変わるかは正直分からない。でも何がいけないか分かっているのは良いことだ」
「僕はひとりのドライバーとしても、昨年の今頃よりも自信がついているし、気分も良い。それも良いことだと思う。僕が優位な立場にいると感じさせてくれるからね」
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