WEC
ル・マン24時間参戦を目指すオジェ、来季は下位クラスで耐久レースの経験を積む可能性も?
セバスチャン・オジェは、ル・マン24時間レースに出場するという目標を達成するため、2022年は耐久レースの下位クラスでレースプログラムを行なうことに前向きだと示唆した。
Jamie Klein Tom Howard
編集: 2021/10/13 15:49
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

7度のWRC(世界ラリー選手権)王者であり、今季もランキングをリードするセバスチャン・オジェ(トヨタ)。彼は今季限りでWRCフル参戦を終了する予定だ。来季の彼の計画はまだ発表されていないが、耐久レースに挑戦する可能性もあるようだ。
オジェは、来季からハイブリッド化されるトヨタGRヤリスWRCのステアリングを握り、限られた数のイベントに参戦すると見られている。一方で既報の通り、オジェはル・マン24時間レースへの参戦を熱望しており、FIA世界耐久選手権(WEC)のシーズン終了後にバーレーンで行なわれるルーキーテストで、トヨタのハイパーカー『GR010 HYBRID』をテストすることになっている。
Read Also:
- WRC王者オジェ、WECテストでトヨタGR010をドライブへ。しかし来季のル・マン参戦は望み薄か
- オジェ、トヨタ新型GRヤリス開発に協力。2022年はWRCフル参戦せずも「できる限りチームを助けたい」
現時点では、オジェが2022年にトヨタからWECにフル参戦する可能性は低く、トヨタがル・マンで3台目のGR010を走らせる可能性も低いと見られている。
しかしラリー・フィンランドを前に今後の計画について尋ねられたオジェは、下位カテゴリーの耐久レースに参加することも選択肢のひとつであると答えた。
DTMやポルシェ・スーパーカップなどを戦ったことはあるものの、サーキットでのレース経験が限られているオジェは「必要であれば、進歩のためにどんなステップを踏んでもいいと思っている」と語った。
「時間がかかることは十分に理解している」
「WECマシンに飛び乗ってすぐベストが尽くせるとは期待していないし、現実的に考えなくてはいけない」
「しかし最初のテストで、それについてのアイデアを得ることが出来ると思う。そして僕にとっての最善のプラン、僕たち全員にとっての最善のプランをチームと話し合うつもりだ」
11月7日に行なわれるルーキーテストに先立ち、オジェはケルンにあるトヨタのシミュレーターで2日間のテストを行なう予定だ。
オジェは、2022年のWRCプログラムについては、来シーズンのWECでのレースの選択肢が分かるまでは決定しないことを強調した。
「WECカーでの最初のテストで、このカテゴリーでチャンスやプログラムを得るためにどれだけの仕事をしなければならないかを確認し、少なくとも2022年のWECプログラムがどのようなものになるかを見て、その後にWRCについての明確な計画を立てたいと思う」
「しかし実際のところ、今は来年のWRCのカレンダーがあまり決まってないのも事実だから、何らかの計画を立てる必要があるだろう」
トヨタはスーパーGTのチャンピオンに輝いた山下健太をサポートし、2019-20年シーズンにLMP2クラスのハイクラス・レーシングで耐久レースの経験を積ませたことがある。同様の形で、オジェが耐久レースの経験を積み、将来のステップアップを目指す可能性も十分ありそうだ。
Read Also:
- オジェ、今季で”WRCフル参戦終了”の決意は揺るがず「今よりももっと自由になりたい」
- 平川亮、2回目のトヨタGR010テスト参加も、来年はまだ未定「このチャンスは逃したくない」
- D’station Racing、今後はWEC継続参戦を最優先にスーパーGT復帰も視野。S耐やFRJなど他カテゴリーでも存在感
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 平川亮、2回目のトヨタGR010テスト参加も、来年はまだ未定「このチャンスは逃したくない」
次の記事 アルピーヌ、2022年も旧型マシンでWEC参戦継続が可能に。LMP1車両のホモロゲーション期間が延長
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Jamie Klein

雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
スーパーフォーミュラ
スーパーフォーミュラ
13 日前
雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記
WEC
WEC
3 ヵ月前
WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

seven x sevenは異例の“外国人エンジニア監督”を起用。GT500経験もあるハーヴィー「このチームは日本と海外の良さを融合している」
スーパーGT
スーパーGT
4 ヵ月前
seven x sevenは異例の“外国人エンジニア監督”を起用。GT500経験もあるハーヴィー「このチームは日本と海外の良さを融合している」
最新ニュース

角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ
F1
F1 F1
オランダGP
2 時間前
角田裕毅、F1オランダGPに参戦決定! 手首負傷のハジャーに代わりローソンがレッドブルへ……シートが空いたレーシングブルズをドライブ

SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング
スーパーフォーミュラ
SF スーパーフォーミュラ
3 時間前
SF優勝&F1テストで再び脚光……福住仁嶺はなぜ“天才”と呼ばれるのか。中堅チームを上位に押し上げるスムーズで引き出しの多いドライビング

チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?
フォーミュラE
FE フォーミュラE
ロンドンE-Prix レース2
4 時間前
チームメイトを勝たせるため、狭いコースで鬼ブロックの応酬……フォーミュラE最終戦での“チームプレー”はやりすぎだったのか?

seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督
スーパーGT
SGT スーパーGT
5 時間前
seven x seven、スーパーGT今季残りレースで藤波清斗に代わり渡会太一を起用へ。「来季以降を見据えた決断」とハーヴィー監督
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録