未だ去就決まらぬペレス、残された選択肢はレッドブル加入or1年休養?
セルジオ・ペレスは2021年のF1シートが見つからない場合、レースから離れて休養する可能性があるようだ。
Sergio Perez, Racing Point
Glenn Dunbar / Motorsport Images
レーシングポイントは2021年に向けてセルジオ・ペレスと契約を結んでいながらも、解除条項を行使して彼を今季限りで放出。代わりに4度のF1世界王者であるセバスチャン・ベッテルを迎え入れた。これによりペレスは急遽シート探しに奔走しなければいけなくなった。
当初はアルファロメオ、ウイリアムズ、ハースなど複数のチームがペレスの移籍候補として噂されていたものの、現在はレッドブルが唯一の選択肢とみられている。レッドブルはアレクサンダー・アルボンに代わって経験豊富なドライバーを起用することを検討しており、ペレスがその有力候補として浮上している。
トルコGPを前に自身の将来に関する最新情報を聞かれたペレスは、報告できることは「何もない」として、こう続けた。
「シーズンはもう終わりに近付いているし、様子を見る必要がある」
「前にも言ったように、ドライバーが発表されるまでそのチームは選択肢のひとつだ。つまり、まだラインアップを発表していないチームは全て選択肢に入る。だからどうなるかは分からない」
ただ、ペレスがシートを獲得するためのタイムリミットが刻一刻と迫っているのも事実だ。彼は近日中に来季のプランを発表できない場合、2021年シーズンはレースから完全に離れる可能性があることを認めた。
「シーズン終了はそう先の話ではないから、自分の計画を明確にする必要があるんだ」とペレスは言う。
「計画を立てるためには何が起こるのかを知る必要がある。でも色々と動きが遅く、もう12月になろうとしている。それに関してはこれ以上言うことはないよ」
「今は何もかもが遅いので、僕がF1でレースを続けられるかどうかが分かるのは、かなり遅い段階ということになる」
「だから、サバティカル(休養)も選択肢だと思う。でもとにかく今後数週間で何が起きるかを見守るしかない」
ペレスは当初、ジョージ・ラッセルに代わってウイリアムズ入りするのではないかという噂が根強く囁かれていた。しかしながらウイリアムズは、来季も予定通りラッセルとニコラス・ラティフィを起用することを明言した。ウイリアムズとの話し合いはどこまで進んでいたのかと尋ねられたペレスは次のように答えた。
「僕はこれまでそういった話を非公開にしてきた。これからもそうあるべきだと思っている」
「それ以上に、それを言ってもあまり意味がない。何も起こらなかった訳だから、交渉のことについて話す意味はあまりないと思う。話し合いの場は持ったけど、それ以上のことは何もなかった」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments