セルジオ・ペレスのボディガードが銃撃される事件が母国メキシコで発生「僕の家族は無事だ」
F1モナコGPの予選日に、メキシコではセルジオ・ペレスとその兄のボディガードを務める男性が銃撃を受けたようだ。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
メキシコの現地メディアによると、5月22日(土)の早朝、レッドブルのF1ドライバーであるセルジオ・ペレスの故郷グアダラハラで強盗未遂事件が発生し、彼のボディガードが銃撃を受けたようだ。
そのボディガードは、ジープ ラングラーを奪おうとしていた強盗に対応した際に銃撃されて負傷した模様。彼はペレスの兄アントニオのボディガードも務めているが、兄が現場にいたかどうかは明らかになっていない。
地元紙『El Informador』は次のように報じている。
「ふたりのボディガードのひとりが、その車両が盗まれようとしていることに気付き、車両の後ろを走っていた」
「そのボディガードは銃を出したため、強盗犯との間で銃撃戦が始まり、彼らのうちひとりが顔を負傷した。そして犯人達は黒のシボレーに乗り込んで現場から逃走した」
この報道について予選後に尋ねられたペレスは、それが事実であることを認め、ボディガードの容態が良好であることを明かした。
「彼ら(犯人)は僕のセキュリティ(ボディガード)が持つ車を奪おうとしていた。そして彼らは僕のセキュリティのひとりを撃ち、傷付けたんだ」
ペレスはそう説明した。
「しかし彼らは基本的に車を奪おうとしただけで、他には何も起きなかった。撃たれた彼の容態は良好だ。そして警察がその強盗を捕まえてくれた」
「僕の家族は無事だ。ありがとう」
ペレスはまた、自身の予選セッションについても振り返った。彼はQ3まで進出したが、ラストアタックでトラフィックに引っかかるなど上手くいかず、最終的に9番手に終わった。
「最悪だったよ」とペレスは言う。
「アプローチを変えた結果、予選に向けては良い調子できていたし、Q2でも良いステップが踏めていた」
「しかしコース上が涼しくなってきていたので、Q3ではまたアプローチを変えたら、フロントのグリップが全くなかった。タイヤがかなり冷えていたんだ」
「そして2回目のアタックでは、トラフィックに遭遇するまでは順調に走ることができていた。しかしあれ(トラフィック)のせいで大幅にタイムをロスしてしまった」
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