MotoGP

スプリントレース導入案にライダーは賛否両論。クアルタラロは大反対!「全く愚かなアイデア」

MotoGPの現王者であるファビオ・クアルタラロは、2023年にスプリントレースを導入するというシリーズの計画は”完全に愚か”であり、そんなことは聞かされていなかったと主張している。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

編集: 2022/08/20 18:21

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Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 MotoGPの現王者であるファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、シリーズが来年から導入を目指しているスプリントレースについて、大反対しているようだ。

 MotoGPを運営するドルナ・スポーツは、スプリントレースの来季導入を目指してオーストリアGP金曜日のグランプリ・コミッションでこのアイデアを各チームと議論。そして土曜日にレッドブルリンクで行なわれる記者会見で、正式に導入が発表される可能性もあるようだ。

 そうなれば、2023年シーズンはすべてのグランプリ土曜日にスプリントレースが実施されることになる。

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 しかしクアルタラロは、このアイデアは「まったくもって愚か」であり、このようなプランがライダーに与える身体的負担についてはほとんど考慮されていないと語った。

 スプリントレースのアイデアについて質問された際、クアルタラロは次のように答えた。

「僕はまったく愚かなことだと思う」

「僕はレースフォーマットを決める人間じゃないけど、全くばかげたフォーマットを目指していると思っている」

「F1みたいに時々やるなら面白いと思うけど、毎週土曜日は……正直、アッセンやムジェロみたいに体力的に疲れるサーキットもあるんだ」

「レースが終わったときには、疲れきっているんだ。正直なところ、ライダーの意見を聞かずにこんなことをするのはどうかと思う。少なくとも僕は聞かれなかったよ」

 スプリントレースについて聞かれると、ほとんどのライダーは噂でしか聞いたことがなく、導入の決定が間近であることに驚きの表情を見せた。

 2020年のチャンピオンであるジョアン・ミル(スズキ)は、スプリントレースはショー的な要素として優れていると認め、このアイデアに根本的な問題はないという。

「まあ、最終的にはショーとしては良くなるだろうね」とミルは語った。

「これは事実だ。レースが増えるということは、土曜日には予選以上のエンターテインメントがあるということだ」

「僕にとっては、フリー走行よりもレースを楽しみたいし、オーバーテイクをするのが楽しいんだ。だから、僕にとっては特に問題はない。ただ、それがいいのか悪いのか、試してみないとわからないね」

 F1は2021年からスプリントレースをフォーマットに採り入れており、スプリントレースの結果で決勝レースのグリッドを決定している。一方、MotoGPはF1とは異なり、スプリントレースを決勝とは独立したレースとして扱うと予想している。

 KTMのミゲル・オリベイラはスプリントレースに懐疑的なドライバーであり、2レース目を追加しなくても、現在のフォーマットで十分「ストレスフル」だと考えている。

「今のままがいい」とオリベイラは語った。

「予選を少し変えることはできるかもしれない」

「今日はちょっとしたミス(FP2でのクラッシュ)でQ2(直接進出圏内)から外れてしまったし、明日の朝が雨だったら、かなりストレスがたまるだろうね」

 

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