失言で活動停止! レッドブル育成のユーリ・ヴィップス、ゲーム配信中に人種差別発言
レッドブルは、育成ドライバーのユーリ・ヴィップスがストリーミング配信中に人種差別的な発言をしたとして、F2への出場停止処分を下した。
写真:: LAT Images
レッドブル育成ドライバーとして、FIA F2選手権にハイテックから参戦しているユーリ・ヴィップスは、6月21日(火)に行なったゲームのライブ配信で人種差別的な言葉を使ってしまったようだ。
これに対し、レッドブルは即座に厳しい措置を講じた。ヴィップスの全活動を停止し、徹底的な調査を行なうと、次のように声明を発表したのだ。
「レッドブル・レーシングはこの事件の完全な調査を待つ間、ジュニアドライバーのユーリ・ヴィップスを、チームの全活動から即座に除外した」
「組織として、我々はあらゆる種類の罵倒を非難し、組織内の人種差別的な言動に対してゼロトレランス(不寛容)の方針を持っている」
ヴィップスは自身のインスタグラムに、「本日未明のゲーム生配信中に使用した攻撃的な言葉について、謝罪する」と投稿した。
「その言葉は全く受け入れられるモノだはないし、僕の価値観や主義を表しているわけじゃない」
「僕は自分の行動を深く後悔しており、これは僕が示したいと思う見本ではない。僕は調査に全面的に協力するつもりだ」
ヴィップスは2018年末にレッドブルのジュニアプログラムの一員となった。翌年のFIA F3選手権で4位となった後、スーパーフォーミュラを1戦だけ戦い、F2への挑戦を開始。現在3シーズン目を戦っており、ランキング7番手につけていた。
ヴィップスはF1スペインGPでFP1に出走。レッドブルおよびアルファタウリのテスト/リザーブドライバーを務めており、レッドブルにとって次代のF1ドライバーとして期待の若手だった。
F2の次戦は、7月1~3日に開催されるシルバーストンとなるが、ヴィップスのF2所属チームであるハイテックはこの件について、コメントを出していない。
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