スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラがもてぎで第8回カーボンニュートラル開発テストを実施。笹原右京が石浦宏明に代わり“赤寅”の開発ドライバーに

スーパーフォーミュラの第8回カーボンニュートラル開発テストが実施され、笹原右京が開発車両『赤寅』のドライバーとして初めてステアリングを握った。

公開日時: 2023/02/24 7:55

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Ukyo Sasahara

 スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーションが2月23日、24日、モビリティリゾートもてぎにて8回目のカーボンニュートラル開発テストを実施した。

 環境への対応や、より見応えのあるレースの実現に向けて昨シーズンを通して開発テストを実施してきたスーパーフォーミュラ。そのテスト結果を踏まえて空力やタイヤなどが見直された新型車両『SF23』は3月の鈴鹿ファン感謝デーでシェイクダウンが実施され、そのまま鈴鹿サーキットで公式テストが実施される予定だ。

 それに先立ち、もてぎではウエットタイヤテストをメインとしたテストが2日間で計2時間行なわれた。ケーシング(構造)の異なるタイヤの比較、再生可能原料を使用したタイヤのフィーリング確認、さらにはSF23の翼端板に取り付けられるLEDライトの動作確認などが行なわれたという。

 今回も例によって、開発車両の『白寅(White Tiger SF23 CN)』『赤寅(Red Tiger SF23 CN)』の2台でテストを実施。白寅にはこれまで通り開発ドライバーの塚越広大が乗り込んだが、赤寅はこれまで担当してきた石浦宏明ではなく、笹原右京がドライブした。

 2度のスーパーフォーミュラ王者である石浦は、新たにdocomo business ROOKIEの監督に就任。これに伴い、今回から笹原が赤寅を担当するという。

 笹原は昨シーズン、TEAM MUGENのドライバーとしてスーパーフォーミュラで2勝を記録。今季からはホンダ陣営を離れ、トヨタ陣営のTGR TEAM Deloitte TOM'SのドライバーとしてスーパーGTのGT500クラスに参戦することとなったが、スーパーフォーミュラのレギュラーシートは得られていないという状況だ。

 テストを終えた笹原は次のようにコメントした。

「今回から開発ドライバーを担当することになりましたが、まずはこのような機会を自分に提供いただいた方々へ感謝したいです。とてもありがたいと思っています」

「『SF23』をドライブするのが初めてですし、いきなりのウエット路面テストでした。スーパーフォーミュラのレースでもウエットのレースの経験がそれほどありませんでしたが、そんな条件の中でも『SF23』が、こんな特性なのかな……というフィーリングは掴めました」

「あと、やはりフォーミュラは楽しいですね! ドライバーにとって乗っていて楽しいと言うのはとても重要な要素ですし、やっぱり乗っている自分たちが楽しくないとお客様にも共感いただけないと思うので、『楽しいな、格好いいな』と思っていただけたら嬉しいですね。そのために自分が協力できることがあれば是非これからも取り組んでいきたいと思っています」

 そして白寅のドライバーを務めた塚越は、自らが開発を進めてきたマシンを現役ドライバーたちが走らせることを楽しみにしているとコメントした。

「昨年春からほぼ1年かけて今回で8回目のテストでしたが、開発テストですので時間はどれだけあっても足りないですね。あっという間の1年でした」

「『NEXT 50』 のいろんな取り組みの中でたくさんのテストメニューをこなしてきましたが、その中で出来得る限りのフィードバックをさせていただきました。いよいよそれが形になるシーズンの開幕も近くなりましたが、私としても『SF23』で展開される今シーズンがものすごく楽しみです」

「マシンのエアロやタイヤも新しくなるので、ドライブする選手たちのコメントもとても気になります。オーバーテイクやバトルをたくさん生む、というところにかなり重点を置いたテストを行ってきましたので、昨年よりも接近戦やドライバーの駆け引きなどがたくさん展開されると嬉しいですね……今からワクワクしています」

 

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