MotoGP アメリカズGP

波打つ路面に安全性への懸念が噴出。クアルタラロ「まるでジョークみたいだ……」

ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGPアメリカズGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズの路面は「ジョークみたいだ」と、安全性に懸念を示した。

Lewis Duncan

Lewis Duncan

編集: 2021/10/02 15:37

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing

 ヤマハのファビオ・クアルタラロは、MotoGP第15戦アメリカズGPの初日を総合3番手で終えたが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の路面によって安全性に懸念が生じていると話した。

 新型コロナウイルスの影響で昨年のレースがキャンセルされ、2019年のレース以来、MotoGPは久々にCOTAを訪れた。その間、路面はところどころ再舗装がなされている。

 しかしバンピーなことで知られるCOTAの路面の”うねり”は、目に見えて酷くなっていた。初日のフリー走行では、特にターン2や3、ターン10で多くのライダーがバンプで挙動を乱していた。

 クアルタラロはサーキットの状況を非難し、「MotoGPにふさわしいコースではない」と言い切った。

「僕がモトクロスバイクでトレーニングする時に使うコースと似たようなモノだ。だけど、より高速だし、MotoGPバイクで走るんだ」

「だから、本当にひどいんだ。3年前から再舗装が必要だと言っていたのに、さらに悪くなってしまった。なんでそんなことになるのか分からない」

「なんて言っていいか分からないけど、ジョークみたいだ」

「ここは僕にとって、MotoGPのコースではない。1ラップだけならOKだけど、レースで20周もすれば、良くない瞬間も目の当たりにすることになるだろう」

「ターン10で多くのバイクが振られていた。問題は、バンプが可能な限り最悪の場所にあるということだ。ターン1やターン11、ターン12にバンプがあったとしても、それは低速コーナーなので問題はない」

「だけど(高速コーナーの)ターン2や3、ターン10はバンプがあったら最悪のコーナーなのに、そこにバンプがあるんだ。どうなるか見てみよう」

「僕は普段、セーフティ・コミッションには行かないけど、何か重大なことがあったときには行くことにしている。今日は安全性に関して重大なことがあった……コースが安全ではないということだ」

 クアルタラロは、COTAの路面がレースのオープニングラップに与える影響についても懸念を示した。

「僕としては、とても危険だと思う。本当に危険だ」と彼は付け加えた。

「決勝では、最初の2周は混乱すると思う。どうなるか見てみよう」

「ターン2や3、ターン10はバンプがなくても、すでに危険な部分だ。でもバンプがあることでさらにレベルがひとつ上がっている」

ウエットコンディションの中を走るマルケス。水たまりを見ると、路面の凹凸が分かる

ウエットコンディションの中を走るマルケス。水たまりを見ると、路面の凹凸が分かる

Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 2013年以降、2018年までアメリカズGPを6連勝したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)も、クアルタラロの意見に同意し、次のように付け加えた。

「バンプの状況は限界に達している。路面のコンディションも限界だ」

「問題は、本物のバンプとは違うということだ。アスファルトが”動いて”いて、それがとても難しいんだ」

 昨シーズン、チェコGPでも路面の安全性に問題があり、再舗装に必要な費用をサーキットが負担できなかったことから、2021年のカレンダーからチェコGPが削除された。MotoGPを主宰するドルナ・スポーツがCOTAに同様のプレッシャーをかける可能性も十分ある。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ミラー、2年ぶりのアメリカズGPでドゥカティの進歩実感「2019年より、”10倍”良くなっている」

次の記事 MotoGPアメリカズFP3:凹凸路面もミラー気迫の走りでトップ。中上貴晶、総合2番手で予選Q2へ

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Lewis Duncan



ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

ジョアン・ミル「パフォーマンス面で今年一番難しい日だった」ドイツGP初日全く良いトコなし



転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

転倒続出ドイツGP、要因は特異なレイアウトとタイヤ・気温。「すぐフロントタイヤの温度が下がってしまう」



クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」

MotoGP

MotoGP

ドイツGP

2024/07/06

クアルタラロ、来季プラマック・ヤマハのライダーにディ・ジャンアントニオをプッシュ「彼のようなライダーが必要」

More from

ファビオ クアルタラロ



スプリントは半分くらいの数が妥当? クアルタラロ「年間1012戦なら嬉しい。F1と同じにすべき」

MotoGP

MotoGP 7 日前

スプリントは半分くらいの数が妥当? クアルタラロ「年間10
12戦なら嬉しい。F1と同じにすべき」



ホンダMotoGP、レッドブルが3年ぶりスポンサー復帰へ。新加入クアルタラロはモンスターと離縁

MotoGP

MotoGP 8 日前

ホンダMotoGP、レッドブルが3年ぶりスポンサー復帰へ。新加入クアルタラロはモンスターと離縁



クアルタラロ、ヤマハとの亀裂は修復へ。サンマリノGP前に話し合い実施「適切じゃない言葉使いだったかも」

MotoGP

MotoGP

サンマリノGP

26 日前

クアルタラロ、ヤマハとの亀裂は修復へ。サンマリノGP前に話し合い実施「適切じゃない言葉使いだったかも」

最新ニュース



インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

1 時間前

インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」



”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」



MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

5 時間前

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化



キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

6 時間前

キャデラックF1、それでいいのか? 「F1を制するのが目標なら、アメリカ拠点は最適ではない」元F1チーム代表から厳しい声

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録