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新型コロナ増加中のスペイン、チームも厳戒態勢。ドライバーはサーキットに”巣ごもり”

新型コロナウイルスの感染が増加しているスペインでのグランプリ開催に対し、各F1チームはハンガリーGPと同様、厳しい制限を守って戦うことになる。

Andreas Seidl, Team Principal, McLaren

Andreas Seidl, Team Principal, McLaren

Steven Tee / Motorsport Images

 F1第6戦は、スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで開催されるが、スペインでは新型コロナウイルスの感染者が再び増加している。

 感染を抑えるため、バルセロナでは先月末から飲食店の深夜営業禁止など、一部の対策が再導入されている。また、イギリスを含む多くの国からの入国者に対して、新たな検疫ガイドラインが施行されている。

 F1パドックに出入りする者たちの多くは、レース週末に先立ち、8月12日(水)にバルセロナ入りしているが、新たに実施された制限などにより、計画の調整を強いられた者たちもいたようだ。

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 マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、スペインGPの週末の流れについて、第3戦ハンガリーGPの時と同じような手順で進められると語った。ハンガリーではコロナ対策が厳しく、ほとんどのチームがサーキットまたは空港への移動を除き、ホテルからの外出を禁じられていたのだ。

「結局のところ、ハンガリーとほぼ同じだろう」

 週末のプランについて訊かれ、ザイドルはそうmotorsport.comに語った。

「我々はチームとして、バルセロナではふたつの場所に滞在する。ひとつは素晴らしいヒルトンホテルであり、もうひとつはバルセロナのレーストラックだ」

「我々はソーシャルディスタンスと衛生に関する全ての措置に従い、再びソーシャルバブルに留まることを目指す」

「我々は厳格な検査を受けているし、安全にF1イベントを実施するための準備は整っていると思う」

 ドライバーの多くは、外部との接触を避け新型コロナウイルスに感染するリスクを減らすため、レース週末はモーターホームに留まることを選択するようだ。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、そうすることによって自身のルーティーンなどに影響は及ばないと話した。

「そこで何が起こっているのか、よく分かっていないが、僕はトラックにずっと留まるので何も変わらない」

「僕は自分のソーシャルバブルにいる数人としか接触しない。空港についたらすぐにモーターホームに乗り、3日か4日間トラックに留まる」

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