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スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿決勝:福住仁嶺が第2戦のリベンジ優勝! TEAM IMPULが逆境跳ね除けチームタイトル獲得

2021年スーパーフォーミュラの第7戦(最終戦)が鈴鹿サーキットで行なわれ、福住仁嶺が優勝。チームタイトルにはcarenex TEAM IMPULが輝いた。

福住仁嶺 Nirei Fukuzumi, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

写真:: Masahide Kamio

 2021年スーパーフォーミュラ第7戦(最終戦)が鈴鹿サーキットで行なわれた。優勝したのはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの福住仁嶺だった。

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 今季のスーパーフォーミュラも鈴鹿でフィナーレを迎えた。第6戦もてぎで野尻智紀(TEAM MUGEN)がドライバーズタイトル獲得を確定させたものの、carenex TEAM IMPUL、TEAM MUGEN、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGによるチームタイトル争いなど、見どころの多いレースとなった。

 予選でポールポジションを獲得したのは松下信治(B-Max Racing Team)。大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が2番グリッドに並び、2列目にはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの福住、牧野任祐がつけた。

 決勝日は朝のフリー走行の際に雨が降ったものの、その後は青空が顔を出し、14時の決勝レースを迎える頃にはドライコンディションとなった。しかし西コースの一部では小雨が確認されるなど、波乱の予感もさせる中で30周の決勝レースがスタートした。

 松下は先頭をキープして1コーナーに進入し、5番グリッドスタートの野尻が好スタートを決め、大湯の後ろ3番手までジャンプアップした。大湯と野尻は激しい順位争いを展開したが、2周目のS字で軽く接触。大湯はコースオフしポジションを落とした。

 局地的に降る小雨の影響でウエット宣言が出される中、なんと首位走行中の松下にスタート違反によるドライブスルーペナルティの裁定が下った。松下は5周終了時にこれを消化して最後尾に転落し、野尻、福住、平川亮(carenex TEAM IMPUL)というトップ3のオーダーとなった。

 ピットウインドウがオープンになると、各車が続々とピットレーンに入りルーティンのタイヤ交換を行なった。首位の野尻は目下のライバルである福住から1周遅れて12周終了時にピットインしたが、アウトラップの逆バンクで福住にオーバーテイクを許してしまった。野尻は平川にも前に出られてしまい、さらには危険なドライブ行為による5秒のタイムペナルティが科されるなど、一気に厳しい情勢になってしまった。

 レースは折り返しを過ぎ、14番グリッドスタートの関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がただひとりステイアウトを選択して首位を走行。2番手の福住が実質的な首位となり、平川、野尻、少し離れて大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)が続いた。好ペースで周回を重ねた関口は、27周終了時にピットイン。大津の前、4番手でコースに復帰することに成功した。

 福住と平川のトップ争いは最終ラップまで展開されたが、福住が抑えきりトップチェッカー。同じく鈴鹿で行なわれた第2戦ではポールスタートから首位走行中にタイヤバーストに見舞われ悔しいレースに終わっていた福住だが、これでリベンジを果たした形となった。2位には平川、3位には野尻が入った。

 4位に関口が入ったこともあり、carenex TEAM IMPULはチームタイトルを獲得。平川は9番グリッド、関口は14番グリッドからのスタートだったため、チームタイトル争いでは劣勢と見られていたが、平川が7ポジションアップ、関口が10ポジションアップを果たし、タイトルを手繰り寄せた。

 そして5位に入った大津はルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。大津は第6戦もてぎで勝利を飾るなど、その才能を遺憾なく発揮したシーズンとなった。

 
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