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【スーパーフォーミュラ】1台体制のB-Maxが鈴鹿で最速タイムの“快挙”。「見事なステップ踏めた」と松下信治

スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿でポールポジションを獲得した松下信治は、1台体制のB-Max Racing Teamでポールを奪ったことについて「快挙」だと表現した。

Nobuharu Matsushita, B-Max Racing Team

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラ第7戦でポールポジションを獲得したのは、B-Max Racing Teamの松下信治。第2戦鈴鹿から急遽参戦をスタートした松下とB-Maxだったが、ついに悲願の初優勝が狙えるポジションにつけた。

 金曜日の段階では「走り出しへの期待感は高い」と話していた松下だったが、土曜フリー走行では14番手に終わっていた。曰く、好タイムを記録した前戦もてぎの予選Q1でのセットアップを正常進化させたものを持ち込んだというが、それがうまく機能しなかったようだ。しかし予選に向けて「これしかない」と思う変更を施した結果、それが功を奏した形だ。

「チームのおかげで見事なステップを踏めたと思います」と予選後の記者会見で語った松下。難易度が高いとされる鈴鹿で、1台体制でポールポジションを取れたことを誇りに思っているようだ。

「鈴鹿は日本で一番難しいサーキットで、クルマづくりも難しいサーキットです。そこで1台体制のB-maxでポールを取れたことは、自分で言うのもなんですが快挙だと思いますし、自信にも繋がります」

 そして明日の決勝レースに向けて松下は「1位で1周目を通過して、あとは良いレースペースを刻むことですね。鈴鹿は抜きにくいサーキットなので、普通にスタートを決めれば抜かれることはないと思います。油断せずにやれることをしっかりとやって、強気でいこうと思います」と初優勝への自信をのぞかせた。

 
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