スーパーフォーミュラ 第7戦:鈴鹿

山本尚貴、スーパーフォーミュラ最終戦は予選Q1敗退も意地の追い上げで9位。ベストリザルト更新ならずも“今年一番”の手応え

山本尚貴は、不振に喘いだ2021年のスーパーフォーミュラを終え「このまま終わる訳にはいかない」とコメントした。

戎井健一郎

編集: 2021/11/04 3:01

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Naoki Yamamoto, TCS NAKAJIMA RACING

 2020年のスーパーフォーミュラ王者である山本尚貴にとって、TCS NAKAJIMA RACINGに移籍して臨んだ2021年シーズンは苦しい1年となった。

 山本は開幕戦富士で6位に入ったものの、そのリザルトを上回る成績を残すことができないままシーズンは進んでいった。第6戦もてぎではダンプコンディションの予選で2番手に入り、久々のフロントロウから大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)と首位争いを展開したが、ピット戦略が噛み合わず優勝戦線から脱落。そして得意の鈴鹿で行なわれた最終戦では、予選でQ1敗退に終わってしまった。

 しかし、16番グリッドから決勝レースを迎えた山本は着実に順位を上げていき、ポイント圏内の9位でフィニッシュ。最終的に開幕戦の6位が最高位となり、ランキング13位という不本意な結果でシーズンを終えた山本だが、最終戦の決勝では“戦える”という感触があったようだ。

「決勝に向けてクルマの調子は良さそうだったので手応えは感じていました。順位は低かったですが、久々にレースができた感触がありました」

 決勝日午前にセミウエットのコンディションで行なわれたフリー走行でトップタイムを記録していた山本は、さらにこう続けた。

「本当に(車両の)個体差の問題があるならば、どのコンディションでも速く走れないと思います。ウエットコンディションになった前回のもてぎ戦や、今回の朝のフリー走行など、速く走れるタイミングはあるので、何か見落としている可能性があるとは思っています」

「決勝の前にも少し気になるところを見つけたのでそれを変更したら、結果的には今年一番戦える状況になりました。その変更のおかげかどうかはまだハッキリとは分かりませんが、最後は思い切りやれた、現状の力は出し切れたかなと思います」

 マシンのセットアップが上手くいかず苦しんだ今シーズンについて「一言で言えば『こんなはずじゃない』というのが本音です」と語った山本。同世代の野尻智紀(TEAM MUGEN)が連戦連勝を飾る姿を見て悔しさでいっぱいになったという。不振を極めた1年を経ても彼のハングリー精神は失われておらず、来季は必ずリベンジしたいと語った。

「チームのみんなも期待して僕を迎え入れてくれたと思いますが、その期待には全く応えられませんでした」

「野尻選手の喜んでいる姿を見ると、正直悔しさでいっぱいでした。でもこれで悔しくなかったら、その時はもう降りた方がいいと思います。今年はチャンピオンらしいレースが全くできなかったので、このまま終わる訳にはいきません」

「来年に関する発表はされていませんが、もし同じ体制でチャンスをもらえたら、個人としても、チームとしてもまた一段と強くなって戦いたいです。また(カーナンバー)1番をつけたいです」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【スーパーフォーミュラ】KONDO RACINGのふたり、最終戦鈴鹿で来シーズン向けた明るい兆し見つける

次の記事 スーパーフォーミュラ、12月7日〜9日に合同&ルーキーテスト開催。最終日はルーキー限定のセッションに

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

SFライツ

SFライツ 2 日前

SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」



スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 3 日前

スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載



中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

FIA F3

FIA F3 3 日前

中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

最新ニュース



MotoGPオーストラリアGP決勝、フル参戦ライダーが6人欠場の悪夢。小椋が繰り上げで10番グリッドに

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

MotoGPオーストラリアGP決勝、フル参戦ライダーが6人欠場の悪夢。小椋が繰り上げで10番グリッドに



マクラーレン、今後前進するための”一歩”。マシンの新たな方向性を探るアップデートへの期待

F1

F1 F1

アメリカGP

4 時間前

マクラーレン、今後前進するための”一歩”。マシンの新たな方向性を探るアップデートへの期待



アロンソ、インディカーのスペイン開催決定を歓迎。しかしアメリカ国外開催の拡大に警鐘「コストが増加してしまう可能性がある」

IndyCar

Indy IndyCar 5 時間前

アロンソ、インディカーのスペイン開催決定を歓迎。しかしアメリカ国外開催の拡大に警鐘「コストが増加してしまう可能性がある」



小椋藍「展開は苦しかったが、ペースは悪くなかった」スプリントはタイヤ内圧ペナルティで13位に降着

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

6 時間前

小椋藍「展開は苦しかったが、ペースは悪くなかった」スプリントはタイヤ内圧ペナルティで13位に降着

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録