スーパーフォーミュラ 第5戦:SUGO

山本尚貴、予選12番手に終わるもQ1トップタイムに大きな手応え「この好調さをキープし、踏み外さないように」

スーパーフォーミュラ第5戦の予選Q1でトップタイムをマークした山本尚貴は、最終的に12番手に終わったことに悔しさを見せながらも、Q1でパフォーマンスを引き出せたことは大きな前進だと述べた。

戎井健一郎

公開日時: 2022/06/18 11:08

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Naoki Yamamoto, TCS NAKAJIMA RACING

 スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーフォーミュラ第5戦の予選で存在感を示したのは、TCS NAKAJIMA RACINGの2台であった。今季はここまで、山本尚貴と大湯都史樹のふたり合わせて獲得ポイント6と厳しいシーズンとなっていたが、土曜フリー走行から好タイムをマークし、予選では揃ってQ1突破。最終的に山本は12番手に終わったものの、大湯は5番手を獲得した。

 山本はQ1で1分05秒148をマークしてトップ通過。Q2ではセクター2でタイムロスし、タイムが伸びなかったことに「反省以外の言葉はない」としたが、Q1で高いパフォーマンスを発揮できたこともあってか、インタビューに答える彼の表情は明るかった。

 山本は予選を次のように振り返る。

「今日も(フリー走行から)たくさんのメニューを確認しましたが、良いものが見つかりました。Q1でもクルマの調子が良く、これなら(期待できる)と思っていましたが、Q2は失敗しました」

「S字の縁石に乗った時、運悪く跳ねてしまってダートに落ちてしまったんです。タイヤを汚したままでハイポイントコーナーに入ると、全くグリップしませんでした。あのセクターは全部取りこぼしてしまったので、もったいないことをしたと思います」

「調子が良い時に結果を残さないといけないので、反省以外の言葉はないのですが、Q1でトップタイムを出せるようになったり、クルマの調子を引き出せたことはかなりの前進ですし、このレベルで走り続けることができれば、結果はついてくると思います。今回は結果を残せず悔しいですが、Q1は良い予選だったと思います」

 Q2のベストタイムは前述のタイムロスもあり、1分05秒835にとどまった山本。今回のポールタイムは野尻智紀(TEAM MUGEN)の1分04秒349で、2番手からトップ7までは1分04秒7〜1分04秒9あたりのタイムを出していたが、アタックをまとめればどのくらいのタイムが出せたと考えているか山本に問うと、彼はタラレバを言うことは嫌いつつも、「1分04秒には入れられたはず」と語る。

「1分4秒台には入れられたと思います。ただ、実際には入れられていないので……」

「野尻選手はずば抜けて速かったですし、現時点では手の届く位置にはいませんが、僕自身、まさかQ1で1分05秒1を出せるとは思いませんでした。この好調さをキープして、踏み外さないようにしたいですね」

 一方の大湯も1分04秒858で予選5番手と、ここまでの不振を払拭するパフォーマンスを見せた。NAKAJIMA RACINGが2台揃って調子を上げたのは、フリー走行の最初は2台で違うセットアップを試し、大湯の方が「普通に走れた」ことから、山本の方にも同じ方向性のセットアップを落とし込んだところ、うまくいったという流れのようだ。特に山本に関しては約2秒のタイムアップを果たし、まさに“ブレイクスルー”だった。

 ただ大湯曰く、その「普通に走れた」要因についてはまだ明確でない様子。NAKAJIMA RACINGが完全復活を果たす上で、この要因を探ることが大きな鍵となってくるだろう。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 “シカ”に全てを狂わされた? 平川亮、好調ぶり伺わせるも巡り合わせ悪くQ1敗退

次の記事 ついにQ1突破! 福住仁嶺、移籍後最高6番グリッド確保に安堵「高い次元で走れたことは良かった」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

SFライツ

SFライツ 1 日前

SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」



スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2 日前

スーパーフォーミュラの“秘密の花園”、パートナーラウンジに潜入! そこにあるのは優雅な観戦体験だけじゃない……ビジネスチャンスも満載



中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

FIA F3

FIA F3 2 日前

中村紀庵ベルタがFIA F3ポストシーズンテストで初日トップタイム記録。中村仁はプレマから参加……日本勢は計4人

More from

山本 尚貴



ホンダ、昨年末に京都で開催した「Premium Night」の様子を動画で公開。角田裕毅、岩佐歩夢、山本尚貴が登場……レッドブルとレーシングブルズのマシンの違い等を語る

F1

F1 9 ヵ月前

ホンダ、昨年末に京都で開催した「Premium Night」の様子を動画で公開。角田裕毅、岩佐歩夢、山本尚貴が登場……レッドブルとレーシングブルズのマシンの違い等を語る



スーパーフォーミュラ、SUGOで今季初のCN開発テストを実施。国本雄資と山本尚貴が赤虎/白虎のステアリングを握る

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

Carbon-Neutral Test 1

2025/05/29

スーパーフォーミュラ、SUGOで今季初のCN開発テストを実施。国本雄資と山本尚貴が赤虎/白虎のステアリングを握る



今年のSTANLEY TEAM KUNIMITSUは白黒基調! スーパーGT・GT500今季カラー発表。メンテナンスはHRCが担当

スーパーGT

スーパーGT 2025/03/11

今年のSTANLEY TEAM KUNIMITSUは白黒基調! スーパーGT・GT500今季カラー発表。メンテナンスはHRCが担当

最新ニュース



一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」

F1

F1 F1

アメリカGP

1 時間前

一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」



ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」

F1

F1 F1

アメリカGP

1 時間前

ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」



スーパーGT第7戦オートポリス、GT300クラスの結果が改定。義務ピット未消化のseven x sevenとVENTENYが失格に

スーパーGT

SGT スーパーGT

第7戦:オートポリス

2 時間前

スーパーGT第7戦オートポリス、GT300クラスの結果が改定。義務ピット未消化のseven x sevenとVENTENYが失格に



赤旗2度の混乱セッション。ベッツェッキが初日最速タイム&小椋藍も4番手で上位につける|MotoGPオーストラリアGPプラクティス

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

3 時間前

赤旗2度の混乱セッション。ベッツェッキが初日最速タイム&小椋藍も4番手で上位につける|MotoGPオーストラリアGPプラクティス

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録