スーパーGT

【スーパーGT】“優勝請負人”関口雄飛のSARD移籍。狙いはスープラ陣営の底上げだけにあらず

TOYOTA GAOOO Racingの2022年体制発表会の中で、関口雄飛がスーパーGTの所属チームを移籍することとなった経緯が明かされた。

戎井健一郎

公開日時: 2021/12/14 10:10

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuhi Sekiguchi

 先日行なわれたTOYOTA GAOOO Racing(TGR)の2022年体制発表会では、関口雄飛がTOM'SからSARDへとチームを移籍することが発表された。関口は2021年に36号車au TOM'S GR Supraでタイトルを獲得しているだけに、チャンピオンの電撃移籍は驚きをもって迎えられた。

Read Also:

 同日のトークショーの中で関口は、移籍の経緯について次のように語っていた。

「TGRさんから、TGR陣営全体の底上げをしたいので、それに協力して欲しいというお話をいただきました」

「自分は2013年末に翌年の契約がない時、2014年に(当時のレクサス陣営に)快く受け入れてくださったという経緯があり、自分ができることで貢献したいという気持ちがあったので、移籍をすることに決めました」

 また、“モリゾウ”の名でレース活動も行なうトヨタ自動車の豊田章男社長は質疑応答の中で、関口の移籍について補足。陣営の底上げが目的のひとつであることを改めて説明した上で、それ以外にもプラスになる部分があるのではないかと語った。

「関口選手は今年、スーパーフォーミュラでもチームタイトルに貢献しましたし、スーパーGTでも坪井翔選手と共に劇的な逆転チャンピオンを獲得してくれました。私に言わせると、彼は“優勝請負人”だと思っています。スーパーGTのスープラ陣営において、どこのチームが勝ってもおかしくない環境を作ることが、ファンにとっても、スポンサーにとっても素晴らしいことなのではないかと思います」

「また彼自身、次世代の育成にも力を入れています。チームを移籍して色んなことを知ることが、(関口の次世代育成にも)活かされるのではないかと思います」

 2014年、関口が日産陣営からレクサス陣営に移籍した時のチームメイトであり、2022年は監督として関口と再びコンビを組むこととなる脇阪寿一監督は、発表会後のグループインタビューに出席。そこで脇阪監督は、モータースポーツ界の明るい未来のためにも、関口をはじめとするベテランドライバーの働きは重要であると述べた。

「今回は小林可夢偉選手の(WEC)チーム代表就任、中嶋一貴さんのTGR-E副代表就任の発表がありました。これはTGRとして『これまでファミリーの一員として戦ってくれたドライバーは、一定のキャリアを終えた後もその能力を活かす場があるんだ』ということを示すような発表だったと思います」

「来年私たちTEAM SARDは中山雄一選手、関口雄飛選手を起用しますが、彼らにはスピードだけでなく、人間性の高い選手、フィードバックの能力が高い選手を育ててもらいたいと思っています。そうすることで未来への可能性が膨らむと思います」

「若手をそういう風に育てるためには、彼ら自身も成長しないといけませんし、それがひいてはTGR全体の底上げに繋がると思います。モータースポーツを起点としたもっと良いクルマづくりに貢献していきたいです」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【スーパーGT】GT-Rからバトン受け継いだ”Z GT500”。空気抵抗減でストレートスピードが向上か?

次の記事 【スーパーGT】ホンダ佐伯LPL、NSX-GTが見せた高い信頼性に満足も「来季はもっと強いクルマを」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

5 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ



タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

6 日前

タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」



GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

6 日前

GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

More from

関口 雄飛



もてぎでのスーパーフォーミュラで、戦慄のクラッシュ。巻き込まれた関口雄飛と松下信治が見た光景は?

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第7戦:もてぎ

2023/08/20

もてぎでのスーパーフォーミュラで、戦慄のクラッシュ。巻き込まれた関口雄飛と松下信治が見た光景は?



関口雄飛、優勝目前でまさかのタイヤ脱落……ピットアウト直後から違和感も「勘違いだと言い聞かせた」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第6戦:富士

2022/07/17

関口雄飛、優勝目前でまさかのタイヤ脱落……ピットアウト直後から違和感も「勘違いだと言い聞かせた」



サード脇阪寿一監督「関口と共に、もっと違うことができなかったかを考え、未来に繋げていく」

スーパーGT

スーパーGT

第2戦:富士

2022/05/04

サード脇阪寿一監督「関口と共に、もっと違うことができなかったかを考え、未来に繋げていく」

最新ニュース



「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

3 時間前

「誇りに思える週末だった」ラッセル、バクー勝利で自信ついた! 残りレース全勝計画ブチ上げる



WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?

WEC

WEC WEC

Fuji

3 時間前

WEC富士、レース終盤に衝撃のクラッシュ……マクラーレン720Sがメインストレートのガードレールに激突! その原因は”側面”スリップストリームだった!?



トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利

WEC

WEC WEC

Fuji

4 時間前

トヨタ8号車が富士6時間を制す「最終コーナーを立ち上がるまで分からなかった」平川亮、0.591秒差で母国勝利



激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

WEC

WEC WEC

Fuji

4 時間前

激走マルタンス、平川亮とトヨタを苦しめる「あと1〜2周あれば……彼らの母国で、抜いてやりたかったな!」|WEC富士6時間

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録