スーパーフォーミュラ 第6戦:富士

雨雲レーダーで大雨の到来を確信していたドライバーたち……1〜2周目のアタックが勝負の鍵だった【SF第6戦富士:予選後会見】

雨が弱まったり、強まったりしたスーパーフォーミュラ第6戦富士の予選。セッション終了後、トップ3となったドライバーたちが公式記者会見に応じた。

編集: 2022/07/17 9:17

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予選後会見, 関口雄飛(carenex TEAM IMPUL), 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING), 野尻智紀(TEAM MUGEN)

 富士スピードウェイで行なわれているスーパーフォーミュラ第6戦。その予選後に、上位3名のドライバーが会見に応じ、雨で難しいコンディションになった予選アタック、そして決勝への意気込みを語った。

関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)

「予選スタート前に雨雲レーダーを見ていました。それによると、最初の5〜10分が雨足が弱くて、その後強くなることが分かっていましたので、最初数周が勝負かなと思っていました。そこでタイムを稼ぐことができました。その後、雨量が多い中でもタイム的には良かったので、雨の中での予選になっていたとしても、ポールポジション争いには加われたという自信があります」

「いつもと特に何も変えていません。今年は予選で苦戦していますが、自分とエンジニアでブレずに、自分達のスタイルを貫き通して、『これでダメなら仕方ない』という形でやってきました。いつも通り、自分たちが最高だと思える準備と走りをしただけです」

Q. ポールポジションを確信したのはいつか?

「(赤旗中断となり、セッション再開を)待っている間もずっと携帯で雨雲レーダーを見ていたので、このままいけば雨が強まるだろうな、タイム更新はないだろうなと思っていました。赤旗が多かったので、タイミングがズレてしまうとどうなるのかは分かりませんでした。それでも僕のペースは良かったんで、みんながペースを上げられるのなら、自分も上げられると思っていました。だから神頼みみたいなことはなかったです」

Q. どんなアタックラップだったのか?

「1周目が良いかもしれないと思っていました。アタックに入る前、セクター3で雨がパラついてきていたのも分かりましたから。なので100%ではなく、少しマージンをもって走りました。ただ、最終コーナーでは後ろのクルマに引っかかってしまったかもしれないです……正直、あまり覚えていないんですが。先頭で出ていったんで、渋滞にひっかかった他のクルマと重なってしまった記憶があります」

Q. 星野監督の出迎えを受けた。どんな言葉をかけられたのか?

「ポールポジションを獲って、いつも通り褒めてくれたというか、労いの言葉をかけてくれました。『よくやった』とかそういうニュアンスです」

Q. 明日のレースにけての意気込みは?

「ドライコンディションでは誰も走れていません。それは全員イコールコンディションで、自分だけではないです。今年は、はじめはいつも上位にいるので、自分は対応力は優れていると思っています。だからそのことは、自分にとってはいいことだと思います。今年はスタートも調子が良いので、序盤を抑えられればと思っています。中盤以降はセッティングを外すと厳しいかもしれませんが、最初の10周くらいは多分、トップでいられるんじゃないかと思います」

「(スーパーフォーミュラは)勝ちたいと思って勝てるレースじゃないです。いつも通り、自分のベストを尽くすことを心がけていきます。もちろん勝ちたいですけど、その気持ちを抑えて、冷静に戦いたいなと思います」

坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)

「僕も最初の1〜2周が勝負だと思っていました。そこでしっかりとアタックできたのは良かったですが、その後ギヤにトラブルが起きて、1コーナーで止まりきれずにグラベルまで行ってしまいました。そこでストップしかけたんですけど、なんとかコースに戻れたので、無事にここにいられます。ヒヤヒヤした部分もありました」

「クルマ直して再度アタックしようと思ったんですけど、最後雨が強くなってきてしまったので、アタックできるような雰囲気ではありませんでした。そのため、アタックを切り上げるという形になりました」

「去年から全くいいところがなくて、苦しいシーズンを送ってきました。テストでは良かったんですけど蓋を開けたらダメでした。ただ、フリー走行では良い感触があったり良いタイムが出せたりしたこともあったので、噛み合えば良い結果が出せると思っていました。そして、今日やっと噛み合いました。トラブルが起きたので『またか……』とも思ったんですけど、久々に良いポジションにつけることができました」

「ポールポジションを獲れなかったのは悔しいですけど、タイム差を考えると、今日の実力では関口選手のタイムに追いつけなかった。でもフロントロウからスタートできるので、明日はなんとか良いレースができそうです」

「ドライコンディションでどうなるのかは始まってみないと分からないですけど、フロントロウからスタートできるので、トップ争いをしっかりしたいです。結果はどうなるかはやってみなければ分からないですけど、しっかり表彰台争いをできるようにしたいと思います」

Q. どんなトラブルがあったのか?

「具体的に何が起きたのか、僕には分からないんです。でもシフトダウンできなくなって、1コーナーで止まらずに、真っ直ぐ行ってしまいました。もうちょっとで砂利に埋まりそうだったので、よかったです」

「ガチャガチャいじりながらピットに戻ってきて、原因を探してもらって、原因が見つかったので、直して最後アタックに行けるかなという感じでした」

野尻智紀(TEAM MUGEN)

「コンディションがこういう形だったので、『なるようにしかならないな』と思っていました。なので、連続ポールポジションのことはそんなに考えてはいませんでした。もっと荒れる状況も考えられたので、そういったところを考慮すると、予選3番手というのは十分良い結果ですし、明日の優勝も十分狙える良い位置だと思います」

「この富士大会は第2の開幕戦みたいな位置づけだと思うので、ここ最近保守的なレースが続きましたけど、今回はガンガン行きたいなと思います。必死に優勝狙って戦うつもりです」

「(ーー赤旗1回目前に山本尚貴/ TCS NAKAJIMA RACINGと並走していた時のことについては)僕が山本選手の後ろを走っていて、多分その前に山本選手と大津弘樹選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がくっついて走っていたんですかね……その辺りが、水しぶきの中だったので、あんまり認識できていなかったというところです」

「みんなそうだとは思うんですけど、僕も最初の1〜2周目……序盤勝負だというところで最初からアタックランプを点けていました。最初、山本選手が最終コーナー入った辺りでバックオフしようと判断したのかなと思うんですけど、そのタイミングが合わなくて、並走してしまったという形でした」

「僕の判断もそうですが、お互いにとってあまり利益のない瞬間だったかなと思います。あれがなければ僕はもっと前のポジションだったかもしれないので、そこは自分のミスとして、今後直していきたいなと思います」

 

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